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二酸化炭素排出量の削減率の計算方法
私は現在、アルミ缶1缶当たりの製造で、リサイクルによるCO2排出量の削減率を求めようとしているのですが、計算方法が分からなくて困っています。 どうすれば良いのか教えて下さい。 ヒントは、 (1)1時地金より、缶ボディ製造プロセス、缶エンド製造プロセスと缶製造プロセスで缶を製造する場合の1缶あたりのCO2排出量算出 ↓ (2)再生アルミを最大限使用して、缶ボディ製造プロセス、缶エンド製造プロセスと缶製造プロセスで缶を製造する場合の1缶あたりのCO2排出量算出 ↓ (3)1缶あたりのCO2排出量削減率を求める 条件は <缶ボディ、エンド製造プロセス> 目方(g/缶) 缶ボディ=12.3 缶エンド=3.6 所要電力(kWh/缶) 缶ボディ=0.04 缶エンド=0.005 所要C重油(ml/缶) 缶ボディ=5 缶エンド=1.2 <缶製造・充填プロセス> 所要電力(kWh/缶) 0.004 所要C重油(ml/缶) 3
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- hayahide94
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アルミや缶の製造プロセスを知らないので、あくまでも参考意見として読んでください。 (1)~(3)については、使用エネルギーが電力とC重油だけで、エネルギー由来以外の温室効果ガスが排出されないのなら、それぞれに排出係数を乗じることで、CO2排出量が算定できます。 (もしかしたら分かっているのかも知れませんが、文面から判断できなかったので一応書いておきます) C重油に関しては、 http://www.env.go.jp/earth/ghg-santeikohyo/manual/index.html の「第II編 温室効果ガス排出量の算定方法」、22~23ページを参考にしてください。 電力については、同マニュアルの25ページを参考にしてください。ただし、排出係数は電力会社ごと、年ごとに変わるので、同マニュアルの排出係数は使用せず、ご契約の電力会社のウェブサイトで最新のものを拾ってください。 さて、問題はこれからです。 再生アルミを使用した場合とそうでない場合の比較ですよね。とすれば、 (1)は原料の採取・輸送、アルミの製造・輸送といったプロセスを、 (2)はアルミの回収、再生アルミの製造・輸送といったプロセスを 加味する必要があります。 (1)は、原料は海外からの輸入になり、またアルミの製造においては、電力等のエネルギーのほか、PFC(パーフルオロカーボン類)という温室効果ガスが排出されます(PFCについてはマニュアルの182ページ、CO2への換算は9、10ページ)。多分、これらのプロセスで大きな差が出るのではないでしょうか。 (この辺の工程については質問者さんのほうが詳しいと思います。私にはどういう工程があるかわかりません。いずれにしろ、全工程を洗い出す必要があります。製品出荷後の排出量は、どちらも同じと考えられるので無視してもいいと思われます)。 これらを独自に算出するのはかなり難しいですね。 残念ながら、私が教えられるのはここまでです。 ちょっとだけアドバイスをすれば、 ・「EICネット」というウェブサイトの「環境Q&A」で質問する。ここよりも的確な回答が得られる可能性が高いです。 http://www.eic.or.jp/ ・LCA(ライフサイクルアセスメント)を勉強する。基本的な知識ならウェブサイトからも得られます。 ・こんなデータがありまして、 http://www.aluminum.or.jp/box/junkan/lca.htm このデータのもとになっているが、「LCA手法による容器間比較報告書(改訂版)」ですが、「ガラスびんリサイクル促進協議会」で販売されているようです。もしかしたらこの中に流用できる係数や算定方法がのっているかもしれません。電話などで問い合わせて内容を確認してみてください。 以上、中途半端な回答で申し訳ありませんが、少しでもお役に立てれば幸いです。