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木造の松丸太小屋梁
当方木造はあまり知らず、教えていただきたいのですが。 2級建築士の製図試験で小屋梁に松丸太を描きますが 現在でも一般に小屋梁に松丸太を使用しているものなのですか? 街なかで見かけたことがないような・・・ あと近年は根太レス工法が主流だと聞いたことがありますが これも近年は根太は敷かないものなのでしょうか?
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近年の建築方法を知っておくことは、新築よりもリフォームの際に役立ちますね。 一番ポピュラーなのは床下の束はもう根がらみをつけて木の束をたてているところはほとんどありません。鋼製束か樹脂束です。 金物も昔の建築にはほとんどありませんので筋交は圧縮にしか効きません。 その筋交さえも耐力壁パネルで耐震設計することで筋交の無い家さえもあります。 スラブ基礎さえも逆スラブ方式は一発打ちでコスト削減にもなりますがメンテの問題も含まれるまだ新しい工法の部類でしょう。 習った頃は外壁にはアスファルトフェルトでしたが今は、タイベックのようなものしか見かけません。 ただ、いろんな工法はでてきても一部はすたれます。 コストや取り合い、施工性安全性への疑問などいろんなことで変動しています。 幅広く知り、理解を深めて、新しい工法を丸のみにせず安全、効率を考えて工法を選び行うことが必要であると思っています。
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- chaf
- ベストアンサー率40% (20/50)
建築士試験の予備校的、某○○学院で製図の講師をしております。 この質問は、毎年生徒さんからも挙がります。 小屋梁、根太、床下換気口、束・・・ 2年ほど前にチャレンジ精神の旺盛な生徒さんが、平角の梁、根太レス、基礎パッキンで製図試験にトライしました。 まぁ、プランニング力や作図力に問題のない優秀な生徒さんだったので、一応「やばいかも知れないよ」と言いながらも、「大丈夫だろう」と思っていました。 結果、問題なく合格です。 ただし、授業では「試験の性質上、作図の密度等も審査の対象となる可能性があり、その場合、あまりスッキリした(線の数の少ない)図面だと表現力というポイントで劣るかも知れない」と説明しています。 時間いっぱいで終わるかどうか厳しいという場合は、根太レスを理解して描けるようになっていると作図時間の節約になりますね。 あ、微妙にずれましたね。(大幅にかな?) 使用しているかどうかについては、他の皆さんが回答されているとおりです。 小屋梁は、ほとんどがプレカットになってしまい、機械で加工できない丸太梁は出番が無くなりました。 本当の大工さんによる手刻みのこだわり木造建築か、化粧梁くらいでしょう。 また、根太も2階、3階は多くが根太レスの構造用合板による施工ですね。 1階の床は、まだ時々根太を組んでいる現場も見かけますが。
お礼
ありがとうございます。 恥ずかしながら当方も以前某資格学院で1級の講師をしていました。 しかし木造はまた別で・・・ 今は2級も1級のように標準解答例はあるのでしょうか? 標準解答例が出れば矩計りの表現なんかも昔ながらの表現にこだわらないかもとか思ってしまいます。 1級の解答例でもカーテンウォールなんて資格各学校では絶対に対策しない解答例も出てましたからね。 資格学校の作図法が世のスタンダードになっているだけで実は試験元は現在の主流で描いてほしかったりして。。
- kei1966
- ベストアンサー率46% (1033/2245)
松丸太は、20年前くらいからそうそう見かけませんね。 5年くらい前郊外というか田園地帯での上棟で見かけましたが。 根太レスは増えました。2階の根太レス採用の方がことに高いと思います。 しかし、気密性能の低い一般住宅で1階の床下の空気を壁に流して軒や小屋裏に持ち上げるという躯体換気の考え方によっては1階の根太レスは床下の気流がこもりがちでどうなんだ。という考え方もあり1階は根太というところもまだあります。気密住宅では根太レス採用がほとんどでしょうね。
お礼
ありがとうございます。 やはりそういうことですね。 他に現在の主流は昔ながらの建築のテキストで扱うような 在来工法とは違うぞと言うような部分はありますか?
- heppiri
- ベストアンサー率25% (91/356)
>現在でも一般に小屋梁に松丸太を使用しているものなのですか? 現在建っている木造住宅のほとんど外材のプレカットです。 (地方によって違うと思いますが、8から9割以上と思われます) 外材なので安いし、プレカットなので角材の方が加工しやすいので、 松丸太=国産、でしかも手刻み又は割高プレカット その為、松丸太は高級品となり、 使われるのは和風住宅の梁の表し部分ぐらいだと思います。 ただ、製図試験などでは、従来の方法ということで、小屋梁は松丸太で書きますね。 >これも近年は根太は敷かないものなのでしょうか? 火打ち材よりも、平面剛性が取りやすく、 プレカットされてくるので、大工さんの現場手間が減りますので 最近は多いですね。 ちなみに、床下換気口も最近見かけませんね 基礎が弱くなるため、基礎パッキンに変わってきました。
お礼
ありがとうございました。 やはり実際はほとんど使わないのですね。 そういえば換気口も見かけませんね。 在来と言っても軸組みと言うことだけなのでしょうか・・・
お礼
たびたびありがとうございます。 なるほど 知りたいことがもれなくわかりました。