• ベストアンサー

靖国神社の問題を詳しく知りたい

教えてください。 今年もまた終戦記念日が終わりましたね。毎年この時期になると出てくる「靖国神社」問題。 私は、残念ながらあまり歴史のことなど分からず、なぜ靖国神社が問題になるのか知らず、このサイトを含めていろいろ調べてみました。 すると、A級戦犯が祭られているからとか、中国や韓国が反発するからなど部分的な情報は分かったのですが、もっとしっかりと知りたいです。 A級戦犯とは、具体的にどんな犯行をしたのか、中国や韓国には戦争時に、また現在、日本はどんな風に写っているのか、日本は中国や韓国にいったいなにをやったのか。 なぜ靖国神社に全部含めて祭られているのか、なぜ政治家達は参拝したがるのか。それと同様に、日本国内にアメリカに対して(?)、中国などが日本に持っているのと同じような感情を持っている人たちはいるのか? などなど・・疑問はつきません。 このあたりの問題をしっかりと知るための良い情報源はございませんか? 書籍、サイト、ビデオなど何でもいいです。歴史はあまり強くないので出来るだけわかりやすい方がいいです。 おすすめのものがありましたら、是非教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • good0wiil
  • ベストアンサー率21% (4/19)
回答No.4

 デリケートな問題ですから一つの資料ですべてわかろうとするのは無理だと思います。(下手なことを書いたら右翼の街宣車が攻めてきそうだし。) さて、あまり指摘されないマイナーな資料をいくつか指摘しますと; (1)文藝春秋の2001年11月号の秦郁彦氏の論文  図書館に行けばあると思います。この論文の前半は中国が靖国問題について言及することの不当性を言っていますが、後半にはA級戦犯を合祀したのは靖国神社の先走りで、昭和天皇はそのことを不快に感じて、靖国に参拝するのをやめた、事実とか、A級戦犯を合祀したのは昭和53年で、天皇側近が止めようとしのを振り切って合祀したとか、厚生省と靖国神社の間でA級戦犯合祀の責任を押し付けあっているとか色々な話題が載っています。 (2)岩手靖国訴訟  この裁判は総理大臣の靖国神社参拝は「違憲の疑いが強い」とした裁判で今のところ、総理大臣の靖国参拝に関する法律論議で避けて通れない話です。 http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/yasukuni/news/20010813-129.html http://www.ryukyushimpo.co.jp/shasetu/sha21/s021001.html (3)A級戦犯、あるいは中国で日本が何をしたのかについて本当に知りたいのであれば、ある程度勉強してからパール判事の判決文 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061586238/ref=sr_aps_b_/250-4169003-7444229 を頑張って読むことをお勧めします。はっきり言って小さい活字の読みにくい本ですが、無罪論を展開したパール判事ですら日本の悪行を認めていたということがわかります。ちなみに、『パール判事の日本無罪論』 という本と読み比べると、「日本は悪くなかった」という主張をしている人々がどれだけ資料を改竄しているかがわかって別の意味で面白いです。 (3)日本が占領地域で何をしたのかについてはたとえば、南京虐殺に関する陸軍士官学校のOB会である偕行社の調査が重要資料とされています。結果をまとめた本は非売品として出版されたのですが、謝罪の言葉が書かれていたそうです。  もともとは南京攻略に参加した兵士の生の証言によって「南京事件などなかった」と証明しようと企画された連載だったのですが,連載が続くにつれて,「実は…」と南京事件を肯定する証言や記録が多数の生存者から寄せられ,その圧倒的な証言と資料の山の前に編集部も企画意図に反して「南京虐殺」を認めざるを得なくなり、謝罪を書いたとされています。  まぁ、旧陸軍のOB会が堂々と公刊せずに非売品として発行されたところから、内容は推察できるかと思います。 http://www.fukkan.com/vote.php3?no=14439

その他の回答 (3)

  • TRANS
  • ベストアンサー率66% (2/3)
回答No.3

私がいつも思うのは、「自分で考える」事の大切さ。歴史を学ぶ時に限らず、です。今、歴史を語る知識人も当然当事者ではないわけですから、それぞれの歴史認識、思想、解釈で言葉を選びますよね。教科書でさえ、様々な思惑のもとにしか成り立たない時代です。seltzerさんも、これから何か薦められて見たり、聞いたりして「そうだったんだ」・・と思う前に、ちょっと考えてくださいね。それだけが真実ではない、と言うこと。様々な言葉に触れて、自分の頭で考えて、誰かの答えではない、自分自身の答えを信じてください。私が最近読んだのは「戦争論」(小林よしのり・著)のシリーズです。1~3巻出てます。(これが正しい、と言う意味での紹介ではありません。これも読んだら自分のフィルターにかけて下さい)マンガ形式ですんなり読める+参考文献が多く、相対する意見の文献の検索にも便利ですよ。

noname#4429
noname#4429
回答No.2

こんばんは。 非常にデリケートかつ賛否両論のある大問題ですので、賛成、反対抜きに 事実ベースで大ワクだけ記しましょう。 靖国神社とは、明治時代から戦没者を祀る神社として長い伝統をもっています。 さきの第二次大戦における戦没者も、靖国神社に祀られています。 東条英樹首相をはじめとするA級戦犯と言われる14人は、いわば戦争を 指揮した政府・軍の責任者であるとされ、東京裁判で裁かれました。 彼らもまた、靖国神社に祀られています。 ところが、第二次大戦、いわゆる太平洋戦争において、日本は朝鮮、中国に 進出し、事実として彼らを殺し、植民地化を進めました。もちろん戦争ですから、 日本兵もたくさん亡くなりました。 中国・韓国などから見れば、「われわれを侵略した責任者を国として祀るとは 何ごとか」というわけです。「東条らはこの戦争の責任者であるとともに、戦争犯罪人 ではないか」、というわけです。しかもそこに一国の総理大臣が参拝するとは 国としてあの戦争を賛美し、戦犯を称える行動ではないか、というわけです。 さらに、戦後、政治と宗教は完全に分離され、国家として特定の宗教を保護したり 支持したりすることはできません。そこにも総理大臣の公式参拝は (靖国神社は神道という宗教ですから)政教分離に違反しているではないか、 という議論もあります。一方、日本の政治家たちは、お国のために尊い命を 戦争に捧げた人々にお参りするのは当然のことであり、人の死を悼む気持ちに 戦争賛美も肯定もないじゃないか、という主張です。 そうしたことで、毎年内外でモメるわけです。どういった姿勢が正しいのかは、 ご自分で賛否両論、両方を調べて勉強されるといいでしょう。 もっと細かい、ややこしい問題もいろいろあります。 とりあえずオススメしたいのは、「東京裁判」「Pride」という 映画がありますので、本を読むより、ビデオを見た方がリアリティーが あると思います。

  • BIGMAC
  • ベストアンサー率25% (624/2491)
回答No.1

こちらで調べればわかると思います。

参考URL:
http://www.mainichi.co.jp/news/kotoba/ya/20010814_01.html

関連するQ&A