#2です。
直流機は・・・交流・・・との説明をして、紛らわしくしてしまいました。
簡易概略回路で考えると、理解頂けるかもしれません。
(図中数字はコイルの番号です)
発電機として使うとき
(+)━1━2━3━4━5━(-)
e1 e2 e3 e4 e5
↓
回転
(+)━2━3━4━5━1━(-)
e1 e2 e3 e4 e5
ブラシ端から見ると、常にe1~e5の合計電圧となります。
(-)を0Vと見ると、直流電圧が発生していることになります。
一つ一つのコイルで見ると、発生電圧eは、(+)であったり(-)であったりします。
ブラシの(-)で見ると、大きな脈動をもった直流になりますし、中性点があるとして、中性点から見れば各コイルは交流発電をしていることになります。
電動機としてみた場合
(印加直流電圧E=e1+e2+e3+e4+e5)
(+)━1━2━3━4━5━(-)
e1 e2 e3 e4 e5
↓
回転
(+)━2━3━4━5━1━(-)
e1 e2 e3 e4 e5
直流電圧を直列コイルに流しますので、ブラシ側から見ると直流そのものです。
発電機と同じように、各コイル端の電圧を見ると
ブラシ(-)基準で見ると、各コイル端の電圧は、0V~EVまで変化する、リップルをもった直流電圧になります。
また、中性点から見ると+E/2~-E/2に変化する交流と言うことになります。
はぁ、直流機もやっかいですね。
ずいぶん昔に忘れていたことをすこし思い出しつつあります。
直流機の簡易概略回路、参考書もなくかなり乱暴に書きましたので、現役の方はまともな直流機の本を読んでください。
お礼
丁寧なご指導誠にありがとうございます。 繰り返し読み返して、ymmasayanさんのおっしゃることが理解できました。 ymmasayanさんは、教科書に出てくる回転子が一つ(一巻)の単純化モデルでの説明をしてくれていたわけですね?(違ったらごめんなさい。) 確かに、単純化モデルの場合は、固定子と回転子の位置が一致したとき、極性を反転させて、反発力で回転力を与えなければ直流電動機の 回転は維持できませんよね? 私が、言ったことは、現実の直流電動機の話であって、整流子とブラシは複数あり、回転子も星状に複数配置され、回転するのに反発力は利用せず 吸引力を整流子によって次の回転子にシフトするだけだなぁとおもったので、前回のような文章になりました。 改めて、自分の説明力の無さに無力を感じます。 余計に手を煩わせ申し訳ありませんでした。 今後とも、宜しくお願いいたします。