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●太りにくい体質
●太りにくい体質 ●痩せやすい体質とは、どのような人のことですか?
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基礎代謝が活発な方は太りにくいですね。 座っていても寝ていても、普通の人よりカロリーを消費していますので。 基礎代謝を上げる為には筋肉を付ける事でしょうか。 ただ、一度つけた筋肉を維持するのは毎日の筋トレが必要で非常に難しいですね。
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非常に特殊な例として、摂取カロリーが異常に多いのに痩せたまま維持できる人はいます(以前話題になったギャル曽根さんなど)。体温が普通であることから、代謝が異様に昂進しているわけではないようです(もしそうなら、死んでしまうほどに体温が上がってしまう)。もちろん、食事量に見合う運動をしているわけでもない。食べたものを未消化で排泄しているわけでもない。逆に普通量を食べていると、たちまち体温は低下し、続ければやせ細ってしまう。こういった人々のことは、実はまだあまりよく分かっていません。 そういう人を除けば、普通は太りにくい体質とか痩せやすい体質というものはありません。おののくべき筋肉量を誇る男性ボディビルダーでも、体脂肪を落とすには、ごく普通の人と同じだけの努力をしています。 あえて言えば、体重の多い人ほど痩せやすいということでしかありません。筋肉も体脂肪もじっとしている限りは、同じくらいのカロリーしか消費しないのです。これに運動が加わっても、筋肉量が多い人が痩せやすいということはありません。筋肉で重かろうが、体脂肪で重かろうが、同じ量の運動をすれば、同じだけカロリーを消費し、同じだけ痩せます。 このことは、よく「1か月に落とせる限度は体重の5%だ」という正しい説にも表れています。何kgではなく何%というわけです。重い人ほどkgでみた減量は大きく落とせることがお分かりだと思います。 こういことですので、基礎代謝は骨格筋率や体脂肪率に関係なく、体重にしか比例しません。基礎代謝の計算式として有名な、ハリス・ベネディクトの近似式も、骨格筋率や体脂肪率は無視しています。おおざっぱに言えば、基礎代謝は体重に比例するだけです。 筋肉をつければ痩せやすい、あるいは太りにくい、といった間違った俗説が流布したのは、おそらく2kg程度の軽すぎるダンベルを使う「ダンベル体操」あるいは「ダンベルエクササイズ」を提唱した、某大学教授ではないかと思われます。彼の専門は農学であって、医学等々のダイエットに関することについては門外漢なのですけれどね。NHKまで騙されて特集番組を組み、本やDVDを出版したことも大きく影響していると考えられます。 例外ですが、恐ろしく長時間の有酸素運動を毎日続けると、基礎代謝が最大で40%までは下がることが人間を対象とした観察や実験で分かっています。極端で長期な食事制限も同様です。しかし、これは普通の生活では起こらないでしょうね。一般人が運動のために割ける時間は1日1時間くらいでしょうし、その程度で基礎代謝の低下はなく、また基礎代謝が下がるほどの食事制限なら、たとえ基礎代謝が下がっても痩せます。 一部のマスメディア、似非ダイエット本やサイトは、「太りやすい体質・痩せにくい体質」の他に、例えば「リバウンドを繰り返すと痩せにくい」「飢餓モードになって太る」「体をリセットする」等々の数えきれない嘘情報を垂れ流しています。一切相手にしないことです。 単に適度に「消費カロリー>摂取カロリー」なら痩せる、それだけです。