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古代中国等では硫黄と硝石を混ぜて黒色火薬が発明されていて
古代中国等では硫黄と硝石を混ぜて黒色火薬が発明されていて 三国志では草に火薬(柴草というらしい)を使った戦闘が出てきます と聞いたことがあるのですが 詳しく教えていただけませんか
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火薬の発明は9世紀のようですね。発明者は中国人ですね。 火薬の主成分の一つは硝石です。中国人は3世紀には硝石のカリウム成分を分析していたようです。 その方法は『カリウムの炎色反応』です。少量の硝石を木炭に乗せ火を付けると『紫色の炎』となる。 中国の科学技術は素晴らしいですね。 この時代の中国の煉丹術師「葛洪」は硝石と硫黄とその他雲母、赤鉄鉱等を混合し加熱すると『紫粉』という秘薬になり、これを溶けた鉛に投入すると金のようなものに変わるという・・。 850年の『真元妙道要略』という道教の書物に「危険な霊薬」として、硫黄と鶏冠石(二酸化ヒ素)及び硝石と蜂蜜を混合し、その結果発火し煙と炎が出、顔と手足に火傷を負い、家屋を全焼したと記録されている。これが原・火薬とされている。 (中国の科学と文明)
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- jkpawapuro
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回答No.1
火薬とは一般的には酸化剤が含まれていて、外部の空気がなくてもそれ単体で激しく燃焼するものです。 そういった定義からいくと、おそらく柴草はよく燃えるだけで、火薬ではないでしょう。 唐代にはすでに火薬があったらしいことはわかっていますが、火薬の発明がいつかはわかっていません。 三国志演義は唐代以降のものなので、そのときすでにあった火薬の知識が物語に脚色されて加わったと見るべきでしょう。
質問者
お礼
ありがとうございます
お礼
ありがとうございます 詳しいですね 参考になりました