親しい人を「呼び止める時」と親しい人達の会話に「割って入る時」、どちらの言い方もご紹介しましょう。
<親しい人を呼び止める時>
1)名前
確かに名前で呼ぶのが一番ですね。
2)”Hey” または “Hey, you”
”Hey” が一般的ですね。ただ “Hey!!!” は確かに怒鳴りつけているようになるので、普通の声のトーンで “Hey” と言います。日本語の「おい!!!」と「おい(静かな声で)」の違いと同じです。あとは顔の表情です。ニコニコしながらの “Hey” なら親しみを感じます。
普通は “Hey” の後に相手の名前を言いますが、忘れた、もしくは名前なんて忘れるはずの無い親友なら “Hey, you.” です。親しい友達となら失礼にはなりません。でも、元気の良い声で言います。沈んだ声で “Hey, you.” なんて言ったら気味悪がられます。
"Hi" でも構いませんが、"Hey" よりもちょっと優しい(親切な)感じになりますね。"Hey" の方が身近に感じます。あと、"Hey, you" と言う事はあっても "Hi, you" とは言いません。やはり、"Hey" の方が "Hi" よりも若干親しみが多く籠っているから、それが定着してしまったのでしょう。
3)”Well, well, well, look who’s here!” または “Hey, look who’s here!”
「さて、さて、さて、誰かと思ったら!」「おや、誰かと思ったら!」
最初の文は日本語にすると変ですが、英語だと何の違和感もありません。親しい友達に久しぶりに会った時などに使います。または、親しい友達が目の前を通りすがる時に、注意を引いて呼び止めるのに言います。
<友達の会話に割って入るとき>
1)“Hey, guys.”
「やあ、君達」
これが一番一般的ですね。別の人からの質問で、似たような状況の説明をした事があるので、そちらをご参考下さい。
http://okwave.jp/qa/q6233921.html
(このリンクの sasaki_san の投稿を見て下さい。)
2)“What’s up?”、 “What’s shaking?”、 “What’s going on?”
「何か変わった事ある?」
日本語の使い方と同じですね。
3)”What’you talking about?”
「何の話してるの。」
日本語の使い方と同じですね。文法的に正しい ”What are you talking about?” ではなく、もっと砕けた言い方です。最初の “What’you” をカタカナ書きにすると「ワッチュー」です。
4)“Knock, knock”
「トントン」
これはドアをノックする時の音です。実際にドアは無くても、効果音を口で言います。相手が一人でも複数でもOKです。ただこれは「ノックノック」ジョークだと思われて "Who's there?" なんて言われる可能性もあります。
※「ノックノック」ジョークは古くからある駄洒落系のジョークですが、あなたのご質問とは直接関係無いので、ここではご説明しません。ネットでサーチすればどこかに書いてあると思います。
5)”Excuse me, ladies (gentlemen)”
「失礼します、ご婦人達。」
親しいからこそ、ちょっと戯けてこのように言う時もあります。
6)”Ahem”
咳払いする時の効果音ですね。「アヘム」とは言わずに、本当に咳払いします。親しい人にはあまり使われませんね。親しい人ならわざと “Ahem!!!” と大きな音を立てた後に笑顔でフォローしないと、「陰気な奴だな」と思われるかも。