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トロコフォア幼生とディプルールラ幼生の違い
トロコフォア幼生とディプルールラ幼生の違い ディプルールラ幼生とは後口動物の仮想的な幼生ということなのですが,よく分かりません。トロコフォア幼生との比較で解説をお願いたいと思います。
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発生の段階で繊毛帯を持ち、口・肛門にいたる一本の消化管を持つ摂餌型幼生の段階を得る動物群があります。先口動物はトロコフォア型幼生がこれに当たります。後口動物では棘皮動物のウニのプルテウス幼生やヒトデのビビンナリア幼生がこれに当たりますが、後口動物のこの段階の幼生の総称がディプルールラ型幼生と呼ばれます。先口動物をトロコフォア型幼生と呼び、後口動物をディプルールラ型幼生と呼ぶわけです。 仮想的な幼生という意味が分からないのですが、棘皮動物や半索動物では決して仮想的な幼生ではありません。ここからは推測ですが、原索動物のオタマジャクシ型幼生もディプルールラ型幼生が進化した結果なのではないかと言うことかと思います。現在の進化学は、発生進化学が中心になってきましたが、その中でも細胞の追跡や遺伝子発現と言った手法がとられているようです。ディプルールラ型幼生の繊毛帯近く?の細胞が背側に集まり原索を形成するといったような話かも知れませんね。全くの推測ですが…後半の内容は無視して下さい。
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- suiran2
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回答No.2
残念ながら辞書に載っている程度の知識しかありません。
質問者
お礼
ありがとうございました。自分でもいろいろ調べたり考えたりしたいと思います。
お礼
ありがとうございます。
補足
トロココフォア型幼生とディプルールラ型幼生では,原口が口になるのか肛門になるのかとか,中胚葉が端細胞に由来するのか原腸に由来するのかなど発生の過程に違いがあると思うのですが,発生の過程の違いが幼生の体のつくりにどのように反映されているのかについても教えていただけると幸いです。