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優生学ってどこら辺がマズイのでしょうか
優生学ってどこら辺がマズイのでしょうか 人間も動物なんですから両親の特徴をある程度受け継ぐのは当たり前だと思うのですよ。 優秀な両親同士が結婚しても確かに優秀な子供が出来るとは限りませんが、そうでない両親同士が結婚して出来た子供よりは優秀である可能性は高いと思います。 国や社会が結婚や断種の強制をするのはまずいでしょうが、個人がそういった思想を元に優秀な精子や卵子を買うのは別に悪くないと思うのですが、みなさんはどう思いますか?
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質問者が選んだベストアンサー
まず、優生学ってマズイのかという質問の意味なんですがモラル的にってことでしょうか? なら全然まずくはないと思います。 配偶者により容貌、頭脳ともに優秀な相手を選ぼうとするのはいけないことでしょうか。普通にそうでしょう。恋愛結婚ならともかくお見合いとかだったらより高スペックな相手からまずは選別するんでは。 優秀な精子や卵子を買う。 これも精子バンクなんかの提供者は誰でもかれでもOKじゃないでしょう、学歴、身体条件等一定基準を満たしていないと駄目なことからも”優秀な精子、卵子を買う”ということはOK。 質問者さんは何をもってマズイと思われて質問したんでしょうか。 質問中にもありますが国家などがそのような思想で優秀な遺伝子のみ残して劣等なものは淘汰、とかいうことになるとまずいと思います、人道的に。 個人が自分の好きでやる分にはまったく問題ないし現にやってることじゃないでしょうか。 ただ情緒的にあまり受け入れられていることではないということでしょう。 優秀な子孫を残す、というより愛する人との子ども...という考えかたの方が一般的なだけかと思います。
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- collet_8
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いや、別にマズくはないですよ。あくまで個人の問題で処理できるのであれば ただ普通の人は自分の遺伝子を残したいでしょうし、それは育児のモチベーションにつながる場合が多いでしょう つまりそういう考えが一般化した場合、子供がある程度育ったとき、自分の面影の無い子供にどういう感情を抱くでしょうか? 親の才能と子供の才能が合致しない訳ですから親の経験が子供へと伝わりにくい 子供に対する高すぎる期待感から、失望しての育児放棄やモンペの増加 育児の難易度は上がり、なまじ能力が高いせいで努力する習慣が身に付かない その様子が生意気に感じられ虐待やいじめが横行する そうやって生まれてきた子供に選民思想が根付き、そうでない人を見下したり差別する などなど、軽く考えただけでも社会問題のオンパレードですねw
- ueda21
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>個人がそういった思想を元に優秀な精子や卵子を買うのは別に悪くないと思うのですが、みなさんはどう思いますか? 個人が買うのは、国家や政治の影響がないので良さそうな気もします。 しかし、精子はともかく卵子の提供は今の技術では体に何らかのリスクがあるのであまり良いとは言えない気がします。 もう1つは、生殖をビジネスとして良いかという倫理的問題があります。アメリカでは精子バンク的なことはビジネスとしてあるみたいです。良い精子として自分の精子を全部の女性に提供した悪用があったみたいです。 それと家族と相続とか血縁とかの折り合いをつけないと問題が出てくることが予想されます。社会や法律が整備されないとビジネスの暴走が怖い気がします。 白熱教室の受け売りですが・・・
- sugasugax
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No.10です。 具体的な例を挙げてみます。 たとえば、朝鮮半島や台湾が日本の支配下にあった頃に 体外受精などの技術が確立していて他人の精子や卵子を使って 子供を作ることが可能だったと仮定します。 ここで朝鮮人または台湾人の夫婦が、子供が出世できるようにと、 日本人の精子と卵子を使ったとします。 これって、日本政府が強要したわけでもないのに 朝鮮人や台湾人が自ら「断種」の道を選んだことになりますよね。 倫理的にどうこう言う以前に、「愚行」だと思います。 個人的には、それでもやりたければどうぞ、って感じですかね。
- sugasugax
- ベストアンサー率7% (2/28)
自分の遺伝子を残したい、という生物の本能に反します。 生まれてくる子は夫または妻、あるいは夫妻両人にとって「赤の他人」です。 その子がどんなに優秀であろうと、夫または妻の遺伝子は断絶します。 それどころか、わざわざ養育費をかけて他人の遺伝子が拡散するのを 手助けしてあげることになりますね。
- Vwiyoonn
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問題は人の優劣を判定する指標が極めて恣意的なものでしかなく、その時代々々の価値基準のみを『正しい』と、してしまう(文化的な『正しさ』はどうしたものか雪崩をうったように一極化しがち)と、ヒトという種の遺伝的多様性が失われ、種としての衰退をまねくからです。 たとえば、一昔前は『ペーパーテストの点数が高い者ほどヒトとして優れている』と、いうモデルが流行っていましたが、実際のところはお勉強の延長上にある問題よりも、さまざまな要素を含み他者との協調が必要とされる非・お勉強的な問題の解決を求められるのが社会というものなので、一頃流行ったEQなる指標でヒトを計ったほうが実社会で役にたつ(っぽい気がする)って方にシフトしかけていたなんてことがあったように、優劣の基準は時代によってころころと変化するものなんです。 加えて、優生学の横綱といっていいナチス政権下のドイツにおいては、優れたヒトとは『アーリア人』的特性を持ち、『アーリア人』とは優れたヒトの特性を有している、だなんて自己撞着もいいところな基準の許に存在すべきヒトと、すべきではないヒトを区別していた訳です。 で、当時の政権の偉いさんでもどう考えても『アーリア人』じゃないよな、って人相風体の人物がいなかった訳じゃないんですけど、そうした人物は政権の偉いさんだから当然のこと優れている訳で、優れているんだから『アーリア人』的、って理屈をこねた訳です。 また、公民権運動前のアメリカにおいては、いかにアフリカ系の人々がヨーロッパ系の人々より知的に劣っており、市民社会を構成する一因として不適格であるが故に二級市民として扱われねばならないかを『科学的』(とはいってもデータは恣意的に操作されていた)に、証明するための研究が数多く行なわれてもきた訳です。 このように、ヒトがヒトを計るものさしなんてものはおそろしくええかげんなものなんです。 ここらへんについてはスティーヴン・ジェイ グールドの『人間の測りまちがい』(どうも絶版っぽい)を読んで愚行の数々に呆れるもよし、カート ヴォネガットの『ガラパゴスの箱舟』を読んで無常に浸るもよし、ってトコじゃないかと。
どう考えるかは貴方の自由。 実行するかどうかは貴方の意志。 問題がおこれば、責任はあなたに。 べつに他から意見を聞くことではない。 聞いて考えかガラリと変わりますか? ていうか、ここは質問するサイトだから、 意見募集や議論はよそで。
- gtx456gtx
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>優秀な両親同士が結婚しても確かに優秀な子供が出来るとは限りませんが、そうでない両親同士が結婚して出来た子供よりは優秀である可能性は高いと思います。 結局はどっちも、どっちですよね? 個人的に何を行おうと・・・個人の勝手なので良いと思います。 それを個人以外の団体などが行うということは、その団体が何を目的に行うかによりますが少なくとも万民のための公平な世の中を作ろうと思うことはないと思われるので嫌われると思います。 >個人がそういった思想を元に優秀な精子や卵子を買うのは別に悪くないと思うのですが、みなさんはどう思いますか? 現代なら、ずば抜けた頭脳の持ち主のホーキング博士の精子と〇〇〇美女の卵子ですか(笑) どちらにしてもご質問者様の遺伝子は論外というところでしょうか? m(_ _)m
- STSJ777
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各個人の好み、主義じゃないでしょうか。 そもそも優秀って何でしょうか。 瞬発力、持久力に優れていて、強靱でしかも柔軟な 筋肉や骨格があって、さらに動体視力がよく 反応速度も速く、瞬時の判断力にも優れている。 さらに記憶力、理解力が高く、集中力も抜群で、 それでも温厚で優しく、でもいざというときには 決断力もあって…………てな感じにすべてを兼ね備えた パーフェクトな人なんてのは、まあいないわけですよ。 ある点は優れていてもそれ以外は並以下である、 というのがよくあるパターンですよね。 で、その特質がうまく進路に結び付けばいいですけど 全然役に立たない、ある意味無駄な才能を持った人も いるわけですが。 そいうわけで、どれを優秀と思うかは人ぞれぞれで、 その優秀と思うところに惹かれて、その人と子どもを 作りたい(男女ともに)と思うこと、これまたある意味 普通の心理ですよね。 それでお互いが優秀だと思っている人たちが結婚して 子どもを作る。 別に間違ってないです。 ただ、ほかの人がその優秀さに価値を見いだすかは 別問題です。 音楽家に育てたいのにトップアスリートの才能があっても 役に立たないけど、アスリートに育てたい人にとっては その才能は垂涎もの、という感じですね。 他人から押しつけられるのではなく、本人同士が 納得していれば何ら問題ないと思いますよ。 さらに、人格よりも才能だけに惚れ込んで~、というのであれば 別に精子でも卵子でも買えばいいじゃないですか。 本人同士(シングルの場合もありますが)がよければ。 それこそ才能に惚れ込みすぎて、自分の遺伝子をひいて いなくても一向に問題ないというのであれば、優れている と思う子どもを養子にすればいいんですよ。 優秀な遺伝子という考えは、要は特定の才能を重視する という考えと近似です。 ある意味、パトロンの心理に近いかもしれません。 自分が疑問なく納得できるのであれば問題ないと思いますよ。 当然ですが、そういうのが生理的にイヤだという方も いらっしゃいますので、そのような反感も受け止める 必要があるというリスクは織り込んでくださいね。 それに特定の才能以外は残念な人になるかもしれませんし。 東野圭吾氏の『カッコウの卵は誰のもの』という本を ご一読されると興味深いかもしれません。
お礼
それはもちろんだと思います。ですが、普通に生きる分にはこれだけは人より優れていた方がいい、という特徴はあると思うのですよ。そういった特徴を持った精子や卵子を自分から選べるようになったら親としてもありがたいのじゃないかな、と思うんです。そりゃ何でもかんでもパーフェクトな精子卵子じゃなきゃイヤ、とは言えないと思うんですよ。かなり高くつきそうですし。
#1です。 先ほどは意図を汲めず、申し訳ありませんでした。 再び「~じゃない?」程度の意見ですが 1 優秀な精子・卵子に需要がかたまると、皇室のような問題がおこる危険性が高い 2 子供が優秀でない時どうするか、倫理的に問題が多い 3 生理的・社会的・倫理的嫌悪感が強い というようなことで、マズイ感じがするのだと私は思います。 何度も失礼しました。
お礼
>1 優秀な精子・卵子に需要がかたまると、皇室のような問題がおこる危険性が高い これは正直仕方がないと思います。エリートがモテモテになるのと実態は大して変わりないですからね。問題はそういった精子や卵子で出来た子供同士による事実上の近親相姦などでしょうか。 >2 子供が優秀でない時どうするか、倫理的に問題が多い これは確かにそうですね。 >3 生理的・社会的・倫理的嫌悪感が強い 他人がどんなに嫌悪感を抱こうと、そうやって生まれた子供は優秀になりやすいのは否定できないと思うんですよ。
- foomufoomu
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質問の意図がイマイチわからないのですが、 >個人がそういった思想を元に優秀な精子や卵子を買うのは別に >悪くないと思うのですが、みなさんはどう思いますか? が、質問の意図だとして、 それが一部の特殊な人が行っているうちはよいのですが、全体的 社会的な傾向・・・そういう事をしない人はおちこぼれ、みたいな風潮になると(新たな差別を生むという問題のほかに)、やがて種の滅亡につながります。 生物は、その多様性によって、さまざまな環境変化を生き抜いて来ています。 よく引き合いに出されるのが、「鎌状赤血球」です。これは赤血球が円盤状でなく農機具の鎌のように三日月型になっていて、貧血を起こしやすいなどの欠点があるのですが、血液の寄生虫ともいえるマラリアにかからない、という特徴を持っています。 このように、現在、劣った遺伝と思われるものが、じつは次の世代を受け継ぐために不可欠な要素だったという可能性は、いたるところにあります。 それらが、実際に次の時代になってみないと分からないことが多いので、むやみと遺伝的な操作は加えないほうがよい、というのが、生物学的にみた優生学の欠点です。 ところで、偉大な科学者には、奇妙な性質、体質、を持った人が多い気がしませんか? 普通と違う性質は、多くの人と異なることから劣った性質と考えられがちですが、普通と違う=特殊で新しい発想ができる。という意味を持ちます。 もしかしたら、あなたが劣った遺伝性質と思っていることも、別の視点から見れば素晴らしい遺伝性質なのかもしれません。
お礼
私が知りたいのは、「能力で精子や卵子を選択することをどう思うか」と「能力で選びたくないという人はなぜそういう感慨に至ったか」ですかね。 鎌状赤血球はよく引き合いに出されますね。確かに「人類」という種族全体からしたらこういった考え方は種の衰退を早めるものなのかもしれません。ですが、ミクロ的な視点で見ると、こういった考え方はむしろ子孫の生活環境を有利にするものだと思うんですね。 ○○をしない人が落ちこぼれ、という風に見られる風潮は結構どこにでもあると思います。 天才に変わった人が多いというのは事実だと思いますが、変わった人というのは大概、生きていくにおいてはかなり不利な状況になりがちですね。やっぱり子供は普通の人+頭はいいほうがいい、と考えるのが自然なんでないでしょうか。
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お礼
そりゃ~私の遺伝子なんか自分からすすんで買いたがる人間はいませんよ(笑)事実上の罰ゲームですね(笑)ついでに精子より卵子の方が値段は高くなる傾向にあるそうです。とるのに手間がかかるんでw 流石にホー○ング博士のは無理ですよ。あったとしても一般人には手がとどきそうにありませんし。現実的には○○大学卒業、とか記憶力を競う大会で○位、とか水泳大会県大会で○位というような経歴を持った人のでしょうか。何だショボいと思うかもしれませんがこれでも平均よりはずっと凄い人ですからね。こういった人の遺伝子を結婚しないでゲットできるって相当大きいと思うんですよ。なんだかんだ言ってこういった人たちと結婚しようと思ったらこういった人たちと釣り合うような人間でないと無理ってことですからね。