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現代の自殺研究(研究者・著書)について教えてください

少なくとも、社会学的アプローチから「自殺」そのものを研究対象にしている人物は、ほとんどいないのではないかと思っていますが、 関連する「研究者」と「著書」を、ご存知でしたら教えてください。できれば、かいつまんだ解説もお願いします。心理学、社会学、その他、どの方面からでもかまいません。 また、「このようなことをしている研究者が、どこぞの大学にいる」という情報もありましたらお願いします。

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  • Netto
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回答No.1

新書ですが、 「中高年自殺―その実態と予防のために」高橋祥友(著)ちくま新書 「自殺の心理学」高橋祥友(著) 講談社現代新書 という本があります。 また、かつて職場のスタッフの一人だった人が、岡山大学夜間コースのゼミで、「自殺の経済学的アプローチ」というような内容の事をした、と言っていたのを思い出しました。(曰く。自殺による死者は交通事故の死亡者よりも多く、特に、若年層や働き盛りの自殺者の増加は、経済社会な見地からも深刻な問題云々という説明でした。興味深い気もしましたが、それ以上つっこんで聞く前に転職してしまったので…) ただ、今それを思い出して、岡山大学の夜間学部のサイトを調べてみたのですが、該当するゼミや教官が見当たりませんでした。 (彼は、2~3年くらい前に大学を卒業したと記憶します) ただ、同じ岡山大学つながりで、御参考になりそうな記述を見つけました。 岡山大学の大学院医歯学総合研究科衛生学講座、社会環境生命科学専攻コースに、『地域精神保健疫学、職業性ストレス、自殺予防対策』といった言葉がありました。 医学部では、地域精神保健疫学や産業衛生学、公衆衛生学、衛生行政などの、社会医学的な研究もしているみたいですので、社会科学系の学部や研究者だけではなく、医学部系の研究者も検索してみると良いかも知れません。

参考URL:
http://eisei.med.okayama-u.ac.jp/hp/daigakuin.htm
nes_
質問者

お礼

Nettoさん、貴重なご回答ありがとうございます。 高橋よしともさんのは、『群発自殺』を読みましたが、なかなか面白かったので、ご紹介いただいた本も読んでみようと思います。 わざわざ記憶をたどり検索までしていただいて、感激です。なるほど、社会医学的な視点というのも新鮮に感じます。どうも、「医学」とつくと、腰がひけてしまいますが。 ところで、医歯学という言葉は始めて耳にしました。ご紹介いただいた岡山大の大学院は、医学が専門なのでしょうか。それとも。面白そうですね。地域精神保健疫学、職業性ストレス、自殺予防対策 というところに、興味がそそられますね。 ありがとうございました!

その他の回答 (2)

回答No.3

すでにご存じかもしれませんが、E・デュルケーム『自殺論』(中公文庫)が、近現代社会を対象とした自殺に関する社会学的研究の古典です。

参考URL:
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/pulse/yoshiki/suicide02_h.html
nes_
質問者

お礼

ありがとうございます。 デュルケムは基本ですね。「今日」の研究者、文献等は、ご存じないでしょうか。

  • Netto
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回答No.2

補足追記と言いますか…。 岡山大学には医学部と歯学部の両方があって、建物は違いますが、双方の付属病院が同じ敷地内にあります。 医歯学総合研究科という名前から、おそらく、医学部と歯学部とが共同で、この敷地内に大学院の医療系研究科講座を持っているのではないか、と思います。 興味深い話だと思っっていたのですが、『同じ職場だから、いつでも聞ける』と思って、その時にもっと詳しく聞かなかった事が、残念です…。 講座担当教官や所属学会をリンクして検索し、別の研究者や文献、研究機関等を探してみるのも良いかも知れませんね。

nes_
質問者

お礼

二度もありがとうございます。 そうですか…少し残念ですね。 わかりました。いろいろ探してみます。お世話になりました。

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