緊急です!南米チリ沖でMw8.8の連動型巨大地震??
緊急です!南米チリ沖でMw8.8の連動型巨大地震??
M8.3ということですが、震源の深さがいまいちよくわかりません。
震源の深さが非常に浅ければ大津波を広範囲に及ぼしますよね?
USGS(アメリカ地質調査所)の暫定解析では、
震源の深さが約60kmとやや深く設定していましたが・・・
世界の主な巨大地震
http://homepage2.nifty.com/GmaGDW/grw/wdr/wdr005.htm
1960年チリ地震
死不2,200~5,700(1万?)、広域地殻変動、
大津波(最大24m)、世界史上最大の超巨大地震。
津波は太平洋を伝播し、ハワイで死60。
日本にも大規模遠地津波(6m)、死不140以上。
震源域1,000×200kmにも及んだ。
2004年スマトラ・アンダマン地震(津波)
死不283,000超(330,000?)、負傷数十万、
大津波(最高15m超)、インド洋広域伝播、
スリランカ、インド、タイでも甚大被害。
東アフリカでも死者を出した。
スリランカ及びタイで邦人20以上犠牲、
世界史上最悪の津波災害。
震源域1,300×150kmも世界最大級。
アンダマン諸島では珊瑚礁が1m隆起した。
★2/27 16:30現在USGS情報
再度、暫定マグニチュード8.8に上方修正されて、
震源の深さが60kmから30kmと浅くなっています。
条件がそろえば、大津波を広範囲に及ぼして、
もし仮に、Mw(モーメントマグニチュード)8.8が確定値ならば、
史上最大のチリ地震、スマトラ地震、アラスカ地震、カムチャッカ地震に次ぐ
20世紀以降、
上位4位のランキングに入る規模の巨大地震となるのでしょうか?
お礼
古代の684年の白鳳南海地震以降、 887年の仁和南海地震 1361年の正平南海地震 1707年の宝永地震 の3つです(可能性が高いもふくむ)。 参考文献: 連動型巨大地震としての宝永地震(1707) The 1707 Hoei Earthquake, as an Example of a combinded Gigantic Tokai-Nankai Earthquake 都司 嘉宣ほか 古代の事例であるが、仁和 3 年 (887) の「五畿七道の地震」もまた、地震の範囲、大坂での津波被害、京都での震度が6であったことなど、および室戸岬の段丘痕跡から連動型巨大地震であったと見られる。東海地震が単独で起きたときには震源域 300 kmの地震となり、南海地震が単独で起きたときには震源域 400 kmの地震となるのに対して、両者が連動すると震源域 700 kmの巨大地震となる。宝永地震・仁和地震はその例と見られるが、連動してはじめて震源域の長さが 1200 kmとされる 2004 年のスマトラ島沖地震と比較しうる規模となる。 活断層・古地震研究報告,No. 8, p. 267-280, 2008 紀伊半島南部沿岸に分布する隆起生物遺骸群集の高度と年代-南海トラフ沿いの連動型地震の履歴復元- 最新の連動型地震は 1707 年宝永地震である.それより過去の連動型地震の発生時期は,生物遺骸 群集の年代に基づけば,5200 cal yBP 頃,4500 cal yBP 頃,3000 cal yBP 頃,2200 cal yBP 頃,1700 cal yBP 頃と推定され,歴史地震では1361年正平地震も連動型地震であった可能性がある. と書いてありました。 ご回答ありがとうございました!