- ベストアンサー
関東で地震が起きたら
もしも、千葉の沖の方や伊豆沖が震源地となり 今回のような、もしくは近い規模の地震が起きたら、 東京は津波に飲まれてしまうと思いますか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
東京湾内で最高の津波の高さとなるのは、東京湾内直下型の地震で、その津波の高さは50cm未満と想定しています。 大きな津波を発生させるプレート型地震である東海・東南海地震が発生しても、伊豆半島等の地形上の理由から東京湾岸では津波の大きな影響を受けないと考えられています。 東京湾は、狭い間口が長く続く奥行きのある袋型で、外洋からの津波の影響を受けにくく、高潮対策である防潮堤や水門等の整備がされており、東京湾内で最大と想定されている50cmの津波に対しても、ほとんど問題はないと考えられます。なお、先のインドネシア・スマトラ島沖地震では、スリランカ・ガールの旧市街地で、17世紀にオランダが造った高さ約5メートルの城壁が津波を食い止め、住民約千人の命を救っていたという情報もあります。(
その他の回答 (2)
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
津波に呑まれることはないでしょうが液状化現象のほうが酷いかもしれませんね。 液状化現象は埋立地だけの現象だと思われてきましたが、新潟県中越地震では液状化現象と思われる被害が結構ありました。 マンホール(の蓋)が1メートルも飛び出したというのも液状化が原因だと言われています。 東京都心はほとんどがもともと沼地みたいなところでしたからね。 それと今回の地震でも実証されたみたいな形になりましたが、想定外のことがおきるとどんな結果になるかなんて誰も予想できません。 福島原発の場合は指摘されていたこと(津波による浸水)を棚に上げ(そんな事おこらないとタカをくくっていたらしい)、その指摘されたことが原因でまわりへの被害が拡大しているそうですけどね。 その時指摘されていたことへの対策がされていない原発が日本にはまだまだあるそうです。
東京湾の間口ま狭いので、今回の東北地方太平洋沖地震とは違った被害がでます。即ち、 ●海抜0メートル地帯の浸水 ●老朽家屋の倒壊 ●木造家屋の類焼 は想定可能です。また、オフィス街、主たる企業の本社機能の集中は、生産・物流・消費の根幹に影響し、経済的な被害は相当に深刻です。即ち、関東圏の地震の被害は日本経済の50%におよぶ可能性があります。これは、新幹線・地方空港の首都圏への集中アクセスから証明できます。つまり、新幹線や地方空港の建設は、地方の活性化ではなく、首都圏の集中化を招いています。よって、関東圏の機能マヒは、経済的な打撃は致命傷とも言えます。 さて、地震の被害ですが、オフィスビルは耐震性を確保しているので問題ないでしょう。問題なのは、民間住宅の多くです。これは、耐火性住宅ではあるものの防火性ではないことにあります。即ち、外壁は耐火性素材ですが、内部は燃えやすいことより、一度類焼したら外部からの消防が困難であることを示します。例えば、普通の民家が燃えたら、屋根が最後に燃え落ちます。これは、屋根素材が放水を拒絶しているからで、屋根からの放水はほぼ意味がありません。ですから、消防は窓からの放水となります。しかし、窓は一つの部屋で仕切られていて、中心部までの放水は困難です。よって、外壁も耐火であれば、消火は困難と言わざるを得ません。この民間住宅の火災は同時期に多発化します。これも、先の阪神淡路大震災で証明されています。また、関東圏の特に東京は、城下町の延長で発達した都市ですから、道路の複雑さ、狭さはも致命的かも知れません。 よって、地震での振動により、民間家屋の類焼により機能の焼失、放水システムの崩壊による消火活動の低下に加え、0メートル地帯の浸水での災害は免れません。 今回の東北地方太平洋沖地震でも、被災地では防災用品と資材が準備されていないわけではありません。津波によって破壊され、備蓄した資材や食糧が喪失したための人災かも知れません。少なくとも、防災用品の備蓄は、常時利用するものではないので、市街地には保管するべきではありませんでした。その意味で、現在の避難場所とほぼ同様の地域での防災用品の備蓄がしていないため、初期の毛布の不足や食料・水の枯渇は人災です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 時間帯によっては火事多そうですね。 海抜0メートル地帯の浸水というのは、具体的にどのようなことでしょうか? 地震によって川の氾濫というのはわずかだと思いますし、 先ほどの回答のように東京湾からの津波はほとんど心配なさそうです。
お礼
東京湾につくころにはわずか50cmになるんですか。。 ずいぶんいい地形ですね。 ご回答ありがとうございました。