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子どもたちに好かれる人(教員)になるためには?
- 子どもたちに好かれる人(教員)になるための方法を教えてください。
- 小学校の教員を志望する大学4年の女性が、子どもたちになつかれることができない悩みを抱えています。自信を失い、自分が教員に向いていないのではないかと考えています。子どもたちに親しみを持たれるためには、どのようなアプローチが効果的でしょうか。外見や内面、行動など、具体的なアドバイスをお願いします。
- 子どもたちに好かれることは教師の仕事において重要です。子どもたちとの信頼関係を築くためには、親しみやすい存在であることが求められます。しかし、子どもたちになつかれないことで悩んでいる大学生がいます。外見や内面、行動などに注意を払いながら、子どもたちに好かれる方法を教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
私は30代後半になってから塾講師をはじめたので,お悩みは分かる気がします。(現在は体調と研究のため離れていますが) いくつか思いつくことを書いてみます。 同僚の大学生の講師は親しみを持たれやすくて,うらやましいとも思いました。 同僚がよくやっていたのは,「同じ小学校ネタ」(「まだあの教室使ってるの?」と設備の話とか)や,ゲームの話題でした。 ゲームもしない,テレビも見ない(これは年齢関係なく極端ですが),と共通の話題がなくてどうにもならなかった私が結局選んだのは,今更どうなるもんでもないか!という開き直りでした。 (逆に40近いオジサンが小学生の女の子と同じテレビ番組見てたら気持ち悪いだろうと) ただ開き直ったのではどうにもならないので,「多少は時間がかかっても信じてもらえる」立場を作りました。 子どもの話を批判せずに聞く。説教したくなる場面でも,子どもの言い分を最大限聞いてどこか一部でも同意できるところを探す。国選弁護人になったつもりで。 予想外の大人の言動は,子どもにとっては新鮮に映るようです。 外見では,スーツ着用が義務だったので,その中でコーディネートを考えました。 濃い紺色のワイシャツに薄いピンクのネクタイなど,まず電車の中でも見かけないような素っ頓狂な組み合わせもしました。笑いやツッコミがもらえればOKです。 年齢は自虐ネタにしました。 「年取ったから忘れちゃった」なんて講師のセリフではないですが,子どもは大人に勝ちたい気持ちがあるので,それを刺激すると印象に残ることがあります。 同様に,学習内容についても,「ごまかさない」のが大事だと感じました。 難問だと,すぐには分からないこともあります。そこで「よくわからないですねー」と正直に認めてしまうと,子どもも「やっぱり難しい問題なのか」と思えます。 (できすぎる講師だと,逆に子どもが自信をなくしてしまうこともあるようです) オーバーリアクションも効果があります。 どこかの師匠ではないですが,あまりにありえない間違いに対して,椅子から転げ落ちるとか。 私自身が文房具好きなので,「小道具」をいろいろ使ってみたこともあります。 付箋もちょっと珍しいタイプにする。スタンプを用意する。 レーザーポインターも使ったことがあります。珍しいものには子どもは興味を示しますね。 小道具では他に,中学校の公民には必要ない『模範六法』や,『広辞苑』を見せたこともあります。厚さ(重さ)を目で見て分かってもらう。 (実際私は小学校の高学年の頃は『広辞苑』を使っていたので) 病気については,『治療薬マニュアル』や『今日の治療指針』などの医療関係者向けのマニュアルを持っていったこともあります。 英語が嫌だという生徒には,「じゃアラビア語がいいかい?」とアラビア語で名前を書いてみせる。大学で片手間にアラビア語を取ってみたのが効きました。 引き出しにいろいろ持っていると,意外なところで役立ちます。 これは逆に,教員を何年もやっていると弱点になりやすいと思います。 (母親が小学校の教師だったので,忙しいのは子どもの頃から見て知っていました) 今なら,悩むよりも海外旅行でネタを仕入れるのも良いでしょう。 指導方法そのものも学ぶ必要があります。 今知っている方法だけではなく,プラス何かをいつも探すわけです。 私は遠山啓の本が役に立ちました。 いろいろやっていたら,多くの生徒から声をかけられるようになりました。 仕事始めるまでは,そこまで子ども好きではなかったのに,ですよ。 (しかも,親のこともあって教師にだけはなるまいと思っていたのに) そう,「時間」も大事ですよ。 いつも見たことがある顔だと,慣れてくることがあります。 用もないのにいるだけ,でも,親しみやすさにつながりやすいです。 子どもはパワーをくれる存在で,疲れていても帰りのほうが楽になるぐらいなので,「今すぐ」と気負わずに,時間をかけるつもりで良いと思います。 年齢が私よりも子どもたちに近いんだから,きっと大丈夫ですよ。
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- ttt1214
- ベストアンサー率20% (65/323)
少し厳しい意見をさせていただきます。 子供達にひたしまれよう、という考えがあるのであれば、教師にならないでください。 教師というのは、例え、子供達に嫌われようと、子供達がまっすぐに進んでいけるよう、自分の知識と経験をいかして、厳しく指導して行く事だと思います。 お友達先生が増えるから、甘やかされた学校生活を送って過ごしてきて。いざ社会にでて厳しに耐えられず、怒られても、反省しない、そんな若者が増えています。 もう少し厳しさも必要なんじゃないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 私の考えでは「親しみを持たれる教師」というのは、甘えられる教師ということではありません。 叱ることも含め、平等で一本筋が通っていて信頼できる教師だと考えます。 今回の質問では、私の質問の仕方が悪く、 「教師としての児童の関わり」と「子どもとの関わり」を混同させてしまったので分かりづらくさせてしまったのでは..と思います。 回答を頂いてみると、私は子どもが親しみやすい人についてお伺いしたかったのだと思いました。 子どもたちと馴れ合いではなく.自分の中できちんと線引きをして指導できるようになりたいです。 長々とすみません! ありがとうございました*
補足
みなさんご回答ありがとうございました。 ベストアンサーは解答順にさせて下さい。 ありがとうございました!
- note100
- ベストアンサー率36% (41/112)
親しみを持たれるというのとは正反対かもしれませんが、自分の経験から教師には公平で客観的な存在であってほしいと思います。 私自身は、小中学生の頃は、とても真面目で大人しく存在感の薄い子供だったのですが、そういう子供って、先生にしみると、手はかからないし印象も薄いし、いること自体を忘れてしまうんですよね。 教育実習生なんかは、つきあう期間が短いから、もっと露骨で、例えば、実習の最終日に何人かで集まって実習生のところにお礼に行ったりすると、全員の顔と名前を覚えていないのは仕方ないとしても、すごく不審そうな顔をされるときがあって(話したことがないので、顔を見た記憶がなく、なぜこの子がお礼に来るのだろう、と思ったのでしょう)、つらかったです。 大人になってから考えると、先生だって人間だし、目立つ子や自分の周りに集まっている子をに親しみを持ったりするのは当たり前だと思うのですが、当時は、自分は無視されている、目立つ子は贔屓されている、と思って悲しかったです。そういう意味で、私が教師に不信感を持ったのは、早い時期でした。今では、教師も人間だから好き嫌いがあって当たり前、と思っていますが、子供の頃の不信感が消えたわけではありません。 だから、今でも、先生には、どの子も公平に距離をとって接してほしい(目立つ子ばかりかまわないでほしい)と思っています。完全に公平にできないなら、子供と親しそうになんかしないでほしい、と思うのです。
お礼
回答ありがとうございます。 お返事が遅くなってしまってすみません! 回答者さんの気持ちを考えると、とても嫌な気持ちであったのだろうな..と感じます。 私はまだ現場に出ていないので、実践のない自分の考えです。 学級には学級の人数分の違いがある子どもたちがいます。 その中で、子どもたちが信頼できる教師になるためには、子どもたちに回答者さんの様な思いをさせないことも大切だと思います。 確かに子どもによって接する時間はかわるかもしれませんが、それを他の子どもたちが納得できるように配慮したり説明したりする必要があると思います。 私自身は子どもたち、それぞれを尊重していける教師を目指します。つたなくまとまりのない文章ですみません..´` 私ももっと勉強します。ありがとうございました*
- tomban
- ベストアンサー率26% (2616/9771)
思うに、子供というのは案外と「警戒心が強い」と思うんです。 ただその警戒心の「元」が、大人のそれとは違っていて、もっと本能的というか、動物的というか、そんなところがあるんじゃないでしょうか。 犬に好かれやすい人もいれば、不思議と警戒される人もいる。 その違いは私は「無意識に感じている苦手意識」だと思うんです。 人は意識しすぎると「冷や汗」をかくときがありますが、人間にもわかるこの「冷や汗」を、人間のなん万倍の嗅覚を持つ犬が感じないわけがない。 子供は犬じゃないですが、本能的に察知するという意味では似ています。 「自分たちを受け入れてくれるかどうかが不明」ということは、不安以外の何物でもないし、Unknownなモノに対しての子供の反応は、それが弱者ならば「興味」だし、強者ならば「警戒」です。 あなたは教師のタマゴということ、大人であるということ、両面で「強者」ですから、あなたに感じているのは「警戒」ということになると思います。 察知されない、ということは基本不可能なことだと思われますので、自分が意識を変えていくことが必要でしょう。 大人といくら言っては見ても、子供と変わるところというのはごく僅かなものでしかありませんし、そしてその変わったところというのも、所詮は世俗の垢というか、人間同士が触れ合うときに出てくるようなものでしかないのですから、そのようなものは子供には不要ですよね?。 自分が子供の時分を思い出すことが重要だと思いますよ。 あんなことがあったなあ、とか、こんな人がいたなあ、とか、そういうことです。 教師は子供にすれば「大人の基本」ですから(だからこそ、反抗もされれば、露骨に嫌な態度もとられるというものです)色々見られて当然だと思います。 緊張せず、自分を見てもらう気持ちで接したほうが、精神的に楽だと思いますよ。 子供こそ教師です。 それは教職の身でなくても、そう思います。
お礼
ありがとうございます! 子どもたちは警戒心が強い、というのは思わずうなづきました。 自分でははっきりとは分からないけど.子どもたちが感じるオーラが出てるのかな.と。 それを払拭するために「子ども心になる」意識していきたいです。 ありがとうございました*
- mizukiyuli
- ベストアンサー率34% (1106/3224)
教育実習などは時間が短いので、そう落ち込む事もないと思います。 親しみやすい先生というのは子供のような無邪気さを持っており、一見人気があるのですが信頼はされていません。 それよりも落ち着いていて頼りがいがある先生の方が長い目で信頼関係を築くことができます。 教師はベビーシッターではないのですから。 あまり親しみやすくはないけど、頼ってきた子供を無碍にせずどっしり構えていて揺らがない。 そういう先生は子供の信頼を得る事ができますよ。 私が小学生の時、事務の先生がそういう人でした。 年齢不詳、家族構成不明。 あまりのミステリアスぶりに「裏の世界と繋がりがある」という噂があったほどです(笑) でも担任教師よりも信頼されていました。 優しいけど甘くなく、怒ると怖いという感じでした。
お礼
回答ありがとうございます☆ 親しみやすい=信頼されるというのは違う、というのはすごく納得しました。 私はミステリアスという感じではないのですが(笑)、謎を持った人って惹かれますよね! 私も子どもたちにきちんと向き合う先生になりたいと思います。 ありがとうございました!
お礼
様々な面からアドバイス頂き、ありがとうございます^^* 授業だけでなくいろいろ考えておられて、プロだなぁ~!と思いました。 第一印象だけでなく、子どもたちとの関わり方も大切ですね。 ありがとうございました*