どうすれば消えない憎しみを忘れられるでしょうか。

質問

どうすれば消えない憎しみを忘れられるでしょうか。

何年何十年経ってもずっと変わらないだろうと思えるくらい大切な奴がいました。
たとえば他の友人があいつの敵になることがあっても、あいつが親に見捨てられても(両方ありえないけど)、僕だけは絶対味方でいるだろうなって思えました。

僕が病気になって入院しても、あいつは、３日に一回は必ず病院に来てくれました。
毎日来なかったのは、多分毎日来たら俺が逆に申し訳なくなるってわかってたから。
本当は一回で済むはずだった手術が２回３回かかるって知って情緒不安定になった時も、あいつは変に気遣いもせずに普通でいてくれました。
そんなあいつを、一回だけ八つ当たりして殴ってしまったことがあります。
なんで俺がこんな目にあってんだよ！とかそんなこと言いながら、あいつ殴ってわんわん泣いた。
でもあいつは怒らなくて、それどころか、やっと泣いたな泣き虫、って笑って、それきり何も言わないで泣かせてくれました。
もうなんて言えばいいか今もわからないくらい感動して、本当に俺きっとこいつがいなきゃダメだろうなって思った。

その後僕は手術を終えて退院しましたが休みすぎたから高校は留年してしまいました。
皆は３年になったけど、僕は２年のままでした。でもあいつがいたから腐らないでいられた。
あいつが卒業しても、みっともないとこ見せたくなくて最後まで頑張ろうって思いました。

大学に現役で入れた時は喜んでくれて、合格発表の時も両親に報告した時も出なかった涙がばーって流れました。
また泣き虫ってからかわれて、その時僕は、病院でのこと思いだして、どんくらい恩返ししたらもらった恩に足りるんだろうって思いました。
わからなかったからあいつにそう言ったらあいつは大笑いして、じゃあひと月に一回俺に飯作ってくれよ、お前の飯うまいからって言いました。
全然足らない気がしたけど、それならひと月に一回はあいつの家族全員に何か作りに行こうって思ったんです。
あとは、結構無茶するあいつが潰れそうになったら俺がしてもらったみたいに支えてやろうって。
そういう風に、死ぬまでやっていけたらいいって。

なのに、死にやがった。
馬鹿じゃねえの、葬式の時はそんなことしか言えなかった気がする。
だって、自殺しようとした女助けて死ぬとか、馬鹿だろ。
自殺しようとしたその女に、どんだけの価値があるのか俺にはいまだにわからない。
死にたかったんだろ、死なせてやりゃあよかったじゃねえかよ。
その女、自分を助けたお前の葬式にもこねえんだぞ？
ありえねえだろ、なんでそんな奴のために死んでんだよ。
あいつを大切に思う人間がどれだけいるか、あいつが大切に思う人間がどれだけいたか、俺は知ってる。
なのになんで、そんな奴ら残して死んだかな。

母子家庭で苦労してきたお袋さんに楽させてやりたいって言ってた。
高校卒業して入った町工場の人が皆良い人で、仕事が楽しいって言ってた。
妹にも弟にも行きたいなら大学にまで行かせてやりてえからって夜も体壊さない程度にバイトしてた。
ひと月に一回、俺がわざと余るくらいの大量の食材持って行くと、いっつも嬉しそうな顔して笑ってた。
あいつは、そんな奴だったんです。

あいつはこんなん望んでないってわかってるけど、今でもその女が憎くてたまらない。
なんでよりにもよってあいつの前で死のうとしたんだよ。
めちゃくちゃ涙が出て、止まらなくて、でももう泣き虫っつってからかって笑ってくれるあいつはいない。
なんでいなくなったかな、もう俺、お前んちに飯作りに行く理由もなくなっちまったよ。そんなこと思いながら、涙がとまらないんです。

お袋さんは百貨店で働いてて、正社員になれたって喜んでました。
妹は奨学金借りて大学に行きたいからってバイトと勉強頑張ってます。
弟はまだ中３だから将来のことは考えてないって言ってたけど、兄貴みたいな男になりたい、が口癖。
友人たちは就活で毎日ひいひい言ってます。
僕は、あいつみたいな奴を出さないためにその女みたいな人間を減らしたくて、カウンセラーになるために大学に入り直しました。
そんな風に皆あいつがいない毎日を生きてます。

でも、僕は勉強をすればするほど、こんな憎しみを抱えたままじゃカウンセラーになる資格なんてないんじゃないかと思ってしまうんです。
だから憎しみを忘れたいのに、そう思うほど、あいつにもう一回でいいから泣き虫って笑ってほしいって思ってしまう。
葬式にも来なかった、墓参りにも来ないその女が憎くて憎くて憎くて。

どうしたら僕はこの憎しみを忘れることができるでしょうか？
アドバイスお願いします。

長々とすいません。
でも僕にとってあいつがどれだけ大切だったかわかってほしかったので。
長文乱文失礼しました。

回答No.2

kurisogeno · ベストアンサー

自分も女で憎しみを未だに抱えている一人です、自分は既婚者で４０代の
おじさんですが、自分の憎しみを抱いている女は「母親」です。

自分の母親はキッチンドランカーと呼ばれたアル中で、原因は父親の家庭を顧みない
仕事人間が原因でしたが、親族から母親は元からアル中の素性があり、起因は確かに
父親でしたが、アルコールの魔力に負けたのは自分だと言っていました。
当時は子供で、母親が一番好きでしたが、ある時に発作的に母親が家の中で暴れ始め、
側に居た自分を押し倒して、首にてを押し当て絞め泣きながら
「お前なんか生まなきゃ、お前なんか生まれてこなきゃ」と呟いたの最後に意識が無くなり、
気が付くと近所のベッドの上でした。
父親が、胸騒ぎを感じ早めに仕事を切り上げて帰宅し、子供を絞め殺そうとしている現場を
見つけて自分は一命を取りとめ、母親は親族手によって強制入院をしたそうです。

この様な事があって、未だに自分は自分の母親に憎しみを感じています。

その後、自分は精神的におかしくなり始め、中学生の時には精神病院を入退院を繰り返し、
親族からも父親からも一時的に放置されていました。

その時に、主治医だった高齢の医師に、
「君の体験は凄く人に優しさを贈れるモノだよ、母親の行為は確かにイケナイコトだが、
君がその体験を人の為に使える時が必ず来るから、憎しみだけを糧にしてはいけないよ」と
諭してくれました、当時は自分世界には自分以外は全て敵しか居ないと思っていましたが、
主治医のこの言葉で、何かが消えたような、何かが解けたような感じがしていました。

自分の勝手はコトを言うと、多分　貴方のその憎しみは他人を傷つけなければ、持続して
良いモノだと思います、人を憎む気持は憎しみを持った人でなければ理解は難しいですし、
知識だけでは説明付かない説明をちゃんと出来るような感じがします。

冷たさや味や光景は体験しなければ、人を納得させる事は適わないと思いますし、
カウンセリングって、体験した事が唯一の最強の技だと思います。

貴方の親友も多分、貴方の行動を一番嬉しく見守ってくれていると思いますし、
貴方が親友の死に対する気持を、人を生かすために使っている事が一番の親友の供養だと
私は感じます。

お礼

ありがとうございます。
誰かを憎む気持ちは憎しみを持った人にしかわからないって、そのとおりだと思いました。
カウンセリングは体験したことが唯一の最強の技だって言う言葉がすごく励みになりました。
一番の供養を出来てるって言って頂けたのがすごく救いになりました。
でもこのままじゃつらすぎるから、少しずつ、気持ちを整理していきたいと思います。
そしていつか、誰かを少しでも救える立派なカウンセラーになって自殺なんて考える奴を減らしたいです。
本当にありがとうございました。

回答No.5

eroero1919

やがて時間が解決してくれます。

お礼

ありがとうございます。
時間が必要っていうのはわかるんですが、なんだか焦ってしまってました。
おかげで少し冷静になれました、ありがとうございます。

回答No.4

forever520

３０代既婚者男です。

あなたは、かけがえのない素晴らしい友と出会う
ことができてよかったですね。
友人の方は、きっと今でも自分の人生を誇りに思って
その女性を憎んでなんかいませんよ。
彼が選んだ道なのです。誰かの為に命を落とすこと
なんて、そうできるものではありません。
あなたに殴られても笑ってそばにいてくれた友人の
大きな心を忘れないだけでいいのです。
その女性への恨み怒りを忘れない人生を生きても
友人は何も喜びませんよ。

友人は、短い人生なりに精一杯生きたのです。
あなたや、家族、その他多くの人との出会いから
たくさんのものをもらって旅立ったのです。
葬儀やお墓参りにこれないその女性の思いも理解
するのです。
自分のせいで命を落とした事の事実を受け容れる
のには相当の時間が必要です。
きっと友人は、その女性にこれからも生きて欲しい
と願っているはずです。
責任を感じることなく、自分の人生を精一杯生きて
欲しいと、そう願っています。

そんな友人を一番近くで見てきたあなたが、友人
の思いを分かってあげられなくて、誰がわかって
あげられるのですか？
あなたが毎日、泣いて恨んで生きていることを
友人はどう見ていると思いますか？
辛いはずです。大切な友人であるあなたが今を
生きられなくなっていると知ったらね、

あなたは友人の為に生きるのではありません。
あなた自身の人生を精一杯生きることが大切です。
いつかあなたが寿命を全うして旅立った時に、
笑顔で再会できることを願います。
今のままのあなたでは、今度は友人に殴られて
しまいますよ。
「僕は何も後悔していないよ。僕は僕の人生を
ただいつも生きてきただけ。でもお前はどうだった？
どんな人生を生きてきたんだ？」
ってきっと友人なら言います。
その女性は、あなたがどうこうしなくても、想像を
絶するような苦しみを抱えて生きていくのです。

あなたは、もう苦しまなくていいのです。
故人への最高の供養は、今を精一杯生きていくこと
だと心に刻んでください。

お礼

ありがとうございます。
本当にそうだなあと思いながら読みました。
きっとあいつならそう言うだろうと思います。
でも頭ではわかっててもなかなか気持ちの整理がつきません。
その女性も苦しんでるだろうっていうのはわかるけど、なんであいつの家族に頭を下げにもこないんだろうって思ってしまう。
けど、あいつに殴られるのは嫌だから、少しずつ整理していかなきゃと思います。
あなたのおかげでそう思えました。
ありがとうございました。

回答No.3

tomban

憎むのもいいよ。
ときにはね…長い人生だから、猛烈に人を憎む時間があってもいいと思うんだ。
運命の不条理を、ただ嘆く時間があっても良い。
しかし、一番大事なのは「その先」の自分なんだ。

カウンセラーという目標は、もしそのまま揺るがなければそれでもいいよ。
でも、それに囚われないで、もっとあからさまに自分を出して欲しい。
憎むことも、恨むことも、嬉しかったことも、理不尽も…みんなすべてが「君」の中にあるんだから。
君の中の「積み木」なんだ。

時間をかけて、積み直すんだ。
今はその時期だと思う。
いらない積み木など、ひとつもないよ。
ひっくり返し、考えながら積み直していく。
そのことで「何か」がわかっていくものだから。

お礼

ありがとうございます。
でも自分の中で、その女を許せないからこそカウンセラーになるっていうのは譲れないポイントなんです。
だからカウンセラーになるのはあきらめたくない。
だけど、憎むことも僕の中で大切なものなんだと言って頂けて、すごく救われました。
ゆっくり時間はかかっても、前に進みたいと思います。
ありがとうございました。

回答No.1

fuurinnmama

今は最高潮にお辛いでしょうが、
必ず時間が解決をしてくれます。

彼方は彼の分まで、一生懸命に生きてあげて下さい。
それが一番の供養になると思いますし、
時間が立てば、良い思い出だけが蘇って来ますから、
あまり深く考えないように、努力してみて下さいネ。

彼方のお気持ちは、充分親友に届いているはずですよ！

お礼

ありがとうございます。
少し焦っていました。おかげで冷静になれました。
僕の気持ちがあいつに届いてるはずだと言ってもらえて楽になれました。
ありがとうございます。
あいつの分までちゃんと生きたいと思います。