B29搭載の火器管制装置はどんなものでしょうか?
B29を解説しているWIKIPEDIAによりますと
====
敵迎撃機を照準機のレティクルの中に捉えるだけで自動的に弾道計算して発砲するという優れた火器管制装置の搭載により、それまで非常に高い練度を必要とした見越し射撃を誰でも行なえるようになった。
====
と、B29の火器管制装置(FCS)の説明があります。
二次元平面に近似される海洋上の敵艦に艦砲を命中させるための弾道計算、火器管制であれば、パラメーターも少なく、また測距儀などの重量、サイズも気にする必要が無いし、計算に2‐3分掛ったとしても実用上の問題は少ないのでしょうが、飛行機は3D空間を高速で移動するわけだし、またFCS装置全体の重量も艦載機器とは比べ物にならないほど小型軽量でなくてはならず、演算時間と物理的な銃身制御の合計時間が数秒以内でないと実用性がありません。
しかし、現在のようにHoneywell特許の側距システムがあるわけなく、またディジタル・コンピューターによる演算処理が出来るわけでもない70年前に、B29 に搭載し、後尾の機銃を遠隔操作するFCSを考えると、どのようなものなのか、原理さえ想像が付きません。
質問1:敵機までの距離を測定する方式はどのようなものであったか。
質問2:敵機の速度を求める演算方式はどのようなものであったか。
質問3:敵機の距離と速度ベクトルと、自機の速度と速度ベクトルの四つのパラメーターを使用して、数秒後の敵機の相対位置を求める演算装置はどのようなものであったか?
質問4:飛燕など、B29よりも上空から加速降下しながら接近する敵機に対しては、加速度を考慮する事が出来たのか、出来たとしたらその演算方法は?
Airborne FCSの歴史に詳しいかたからご教示いただければ幸いです。
お礼
詳しい人はいるものですねw 回答ありがとうございました。 海外のフォーラムで聞いてもだれもしらん!っていうから困ってたんですw ありがとうございました!