小松菜も大根と同じアブラナ科ですから同じハイマダラノメイガではないでしょうか?
食害部に糸のようなものが見えたらほぼ間違いないかとおもいます
防除では大根と違って収穫が早いことと可食部がほぼ葉だけというところです
さて、防除ですが農薬を散布する方法と害虫が付かないようにする方法があります
まず農薬ですが昨今農薬使用は非常に面倒なこととなっております
登録外使用に関して厳しくなっていますので注意が必要となります
少し調べたところ、アファーム乳剤は小松菜ではコナガにしか登録がないのですが
他のアブラナ科で登録があるので使用にかんしては問題がないかと思います
コナガ予防のために使用すると、たまたま芯喰いにも効くというわけです
またチューンアップ顆粒というBT剤(生物農薬タイプ)もあります
ただしこれはいまいる幼虫を殺虫するだけですから、食害にあった葉がなおるわけではありません
次ぎに物理的防除ですが
害虫がとんでこなければ食害されませんので
1mmメッシュの寒冷紗を隙間なく張ることで防ぐことができます
夏場ですから少し大きめのトンネルとしてかけることをお勧めします
夏の暑い時期の栽培ですから、遮光にもなり小松菜にとってもわるい作り方ではありません
不織布でも防除はできますが風通しがわるいので夏場は避けた方がよいかと思います
これもすでに中に害虫がいればなんの役にも立ちませんので注意です
最後に、いま食べられた畑ですが
食害にあった株を朝によく調べるとうす茶色の5~10mm程度の芋虫がいます
まずそれを取り除き 殺し ます
生き物ですので動き回る可能性があるので確実に 殺し てください
ほっておくとつぎつぎ横の株へ移っていきます
一匹ということはまずないので毎朝確認することをお勧めします
あとは食害された株をどうするかですが、芯がないと生育が非常に遅れます
脇からまた新しくでてくることもありますが他の株に比べ遅すぎるのであきらめるほうがよいかと思います
余裕があるなら残しておけばそのうち2,3個の脇芽がでて葉が増えるのでそれから収穫できます
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 とてもご丁寧に回答いただき、勉強になりました。 さっそくアファーム乳剤を購入、散布しようと思います。 今回はおそらく中に害虫がいるであろうことから 寒冷紗の使用はしませんでしたが、次回育てるときに備えて準備しておこうと思います。 この度は大変丁寧なご回答をいただき、誠にありがとうございます。 myano様のアドバイス、大変参考になりました!!