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リニア中央新幹線の安全性について
- リニア中央新幹線の安全性について質問いたします。超電導線やクエンチ安定性など、技術的な要素について懸念があります。
- リニア中央新幹線の安全性を考える上で、超電導線の製造工程や材料などに関する問題があります。また、クエンチ安定性や温度マージンについても議論が必要です。
- リニア中央新幹線のコイル線材の製造やクエンチ安定性の問題により、大量生産が難しいと考えられます。信頼性の高いマグネットを実現するためには、さらなる研究と努力が必要です。
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情報提供です。 ご参考まで。。。 なんと、ヘリウムも窒素も使わない?! http://www.nikkeibp.co.jp/archives/376/376357.html http://www.hobidas.com/news/article/7850.html http://semrl.t.u-tokyo.ac.jp/supercom/79/79_1.html
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- panis_556
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リニアモータと超伝導の技術がそもそも違うのだと思います。
お礼
panis_556様 全くその通りです リニア技術と超電導技術は、全く違います。 ただリニアモーターカーに必要不可欠なものが、超電導技術の時代となったわけです。 ”超電導ハンドブック”という高価な本も出ていますが、大変重要なコイルの 低温超電導クエンチ問題には、直接には触れずじまいです。 銅マトリックスのNbTiに対する比率、銅比を高くしてしまえば、安定となり その安定性理論は、他の本にも書かれています。しかしそれでは、NbTiの断面に 占める割合が低くなってしまい、コイルの電流密度を高めることは、できません。 核融合トカマクなんかは、バカでかいですのでクエンチを絶対させないように 銅比を高めたものを確か使用しています。さらにNb3Snと少し電流密度の高い 低温超電導線を使っていると思います。 商用の超電導マグネット(代表格オックスフォード社)は銅比を2以下にして コイルの電流密度を上げコンパクト化します。するとクエンチ問題が発生するわけです。 小さいですので、少しぐらいのクエンチはしのいでいます。 リニア中央新幹線は、この商用マグネットを使用します。従って今度は 人を乗せるのですから、絶対クエンチしてはなりません。NbTiコイルは無理です。 如何にこのNbTiマグネットのクエンチにてこずったことか思い出します。
30年も超電導の仕事をやってきた者が こんなところで討論してどうするの? 問題あるなら、しかるべきとろでやりましょう。
お礼
toyo1970さん ご拝聴致しました。 しかるべきところ?とは、どんなところでしょう。判りません。 この電子情報社会では、このように大変優れた 電子情報機器、ソフトが出てきているわけです。 これで充分だと思いますが・・・。 NbTi時代のコイルクエンチ防止措置マテハンノウハウなんて もう時代遅れと言わざるをえません。 Bi系長尺線材では、1kmIc(臨界電流)保証付き検査済みのBi2223線材が 出てきているわけです。 新しいエレクトロニクス技術が、太平洋戦争でも米国では戦争中にも開発され、 日本軍のマテハン技術では、通用しなくなった。 戦艦大和のような巨艦巨砲主義は、簡単に破れ去ったことの教訓を 忘れてもらっては困ります。
お礼
大変素晴らしい成果であると考えます。 高温超電導線は、安価な線材試験冷却装置を使用して、1km全長の均質な 臨界電流を容易に測定できるので、マグネットもグンと安全なものになります。 さらに20K(マイナス253℃)だと、比熱が4.2K(マイナス269℃)の 100倍高くなり、NbTi線がクエンチする程度の微小な発熱では、 全く問題がなくなり、コイルとしても安定なものが、実現します。 液体窒素も流動するため、移動車にLN2容器を搭載するのは良くないと考えます。 Bi線材の少し高価な分は、液体ヘリウムを使用しないことで購われると考えます。 JR東海さんも安全性を第一に考えて頂けると思います。 コメント大変有難うございました。