基本的には A No.1 の方の回答と同じです。あなたが高校一年生でしたら、入学後に『総合英語』とか『英文法』とかいうタイトルの400ページ前後の参考書を学校推薦で買っていませんか。これらの参考書は大体自習用で、場合によっては定期試験の出題範囲に含まれたりします。そして高校二年の初め、あるいは中ごろから大学受験用の左ページに頻出問題、右ページにその解説が載った参考書に取り組むのが一般的です。受験生はこの実戦版を頭に叩き込むので、こちらに対してありがたみを感じる人のほうが多いように思います。しかし体系的にまとめられているという点では『総合英語』、『英文法』といった本のほうに軍配が上がります。中学時代に比べて400ページもの本を自習するのは「無理」と思うかもしれません(数学などの参考書もほぼ同じぐらいの分量があるでしょうから)が、見びらき2ページを毎日読んだとして200日ほどで読み終えます。月曜から金曜の5日を使っても、1週間で10ページ、1年で520ページの参考書を一通り読むことができます。もちろん一度で全部の文法事項が頭に入るわけではありませんが達成感はありますよ。そしてこの手の英文法の参考書を読むときの注意点があります。それはどの文法項目も平等に出てくるので、初めて勉強する人は圧倒されます。しかし英文の中でもっともよくつかわれるのは中学時代に習う文法事項です。過去完了進行形などもそれほどお目にかかる文ではありません。比較のところで学習する、not more than, no more than, not less than, no less than, no more A than B, no less A than B などの構文もそんなに頻繁に英文の中に出てくることはないのです。あまり神経質にならないでください。私なども英文法のおかげも感じる半面、後遺症も確かにあります。以前、有名な同時通訳者の方が「英文法も一度はかからねばならぬはしかの様なものだ」と書かれていたのが記憶に残っています。これから受験生になる質問者さん頑張ってください。
お礼
同時通訳者の話は興味深かったです。 2年、3年のことは参考になります。 末長いビジョンで頑張ろうと思います。ありがとうございました。