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国会議員などの公職選挙で「弱者」の投票権は?
- 国会議員などの公職選挙で「弱者」の投票権について現在はどのような状況なのかを知りたい。
- 投票代理人の概念が現行制度で問題があるのかどうかを知りたい。
- 関連する意見や提案があれば教えてほしい。
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質問者が選んだベストアンサー
他の方々も回答していらっしゃいますが、 >現在の法律では、この人々には選挙権はないようです。 ないのではなく、行使できないということだと思いますが、行使できていないとも思いません。 質問1.現在、このような社会弱者の投票権はどうなっていますか。 回答:字の書けない「知恵遅れ」(知能障害者ですね)、「視聴覚障害者」、「寝たきりの病人」に関しては、以下の投票代理人でフォローできていると思います。 投票代理人 選挙人が身体の故障又は文盲により投票用紙に自書出来ない場合、代理人が代筆して投票する制度。 代理投票の手順 1:受付で代理投票をする旨を伝える。 これ対して投票管理者が、 選挙事務従事者より補助者2名を指名。 2:選挙人が候補者や政党を指示。補助者のうち1人が選挙人にかわり投票用紙に記載。 もう1人がこれに立ち会います 投票代理人の資格 1:選挙人の配偶者、内縁配偶者、子、孫、配偶者の子、内縁配偶者の子、父、母または兄弟姉妹 2:更に投票代理人は職業的かまたはそれに類する方法で選挙人の世話している者もしくはその他の方法で日常生活の世話をしている者もまた投票代理人となることができる。 3:投票代理人となる者は満18歳に達している者でなければならない。 >植物人間であっても、政治に対する重大な利害はあります。 >法定代理人とか、選挙管理委員会の許可を得た親権者とか、「本人」の利害を意思表示できる人に代理投票権を与きだと思います。 日本の選挙制度では、投票は権利であって、義務ではありません。 権利とは、それ自体を放棄する自由も含み、自ら要求しなければ得られない利益のことです。 植物人間の場合は、投票権を行使する意志の有無の確認自体が困難であり、安易に代理投票を認めることは、不正な投票を行われる危険があります。 障害者でなくても、某宗教団体が、特定の候補者に投票させるために、付き添いと称して高齢者の投票に同行する事例も存在します。 質問2.投票代理人の概念は、現制度では問題がありますか。 概念自体に問題はないと思いますが、以下の問題が完全に解決されているかという疑問はあります。 1:投票所への移動・投票用紙への記入が困難である有権者の把握ができているか 2:1に対しての代理人制度の周知ができているか。 3:代理人がその有権者の意志に沿っているかを、当人のいない投票所で確認できるのか。
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質問3. 《この「天才政治に基づく世界政府」は、地球上のあらゆる地域を代表する、天才たちによって構成されることになるだろう。これらの地域は、民主的にその境界が定められる必要がある。現実の諸国家はおおよそ、自分の富の増大を望む有産階級によって仕向けられた、殺りく戦の結果である。これは、植民地主義時代のことだ。フランスとスペインの国境の両側に住むバスク人たちは、単一「国家」の樹立を望むかもしれない。これは、かれらの問題であり、またかれらだけの問題である。自分たちが一緒に住むか、それとも他の国に併合されるかを選択するのは、かれら自身である。バスク人は、地球上のあらゆる所にいる。独立した組織を持つことを望むある地域の住民は、人類全体の一部を成しているのだ。各々の地域の住民が、自分たちの政治組織を自分で決めることである。フランス国内の実例のみをあげるなら、コルシカ人、ブルターニュ人、オック人、そしてアルザス人たちがそうである。 したがってまず手始めに、各市町村の住民に、自分たちがどの地域に属すことを望むかを、天才政治の方法に則り投票させる必要がある。こうすれば、あらゆる国家主義的な思考を除いて、各地域の境界を定めることができるようになるだろう。そして、この投票はその後も、ある市町村の住民が投票を望むたびごとに行なうことが可能である。なぜなら、住民の移動に応じて、特定の市町村が、隣接する地域への帰属の変更を望むこともありうるからである。 いちど各地域が、そこに位置する市町村の住民の投票により地理的に決定されると、各地域は、等しい数の住民からなる十二の地区に分割される。そして各地区は、そこに属する天才たちの間から一人の代表者を選出する。こうして選出された十二人の天才たちが、一つの天才政治に基づく地域団体を構成するのである。 ついでこの地域団体は「天才政治に基づく世界政府」において、その地域を代表する一人の議長をその内部から選出する。 この天才政治に基づく地域団体は同様に、その地域に住む発明家の中から十二人を選出して構成される、一つの会議を設置する。この会議は、その地域に直接かかわる諸実施計画を、その団体の投票に付すために提出する任務を負う。 したがって「天才政治に基づく世界政府」は、民主的に決定された地球上の全地域を、それぞれ代表する天才たちによって構成されることになる。 各地域代表者には「世界政府」で行なわれる投票のさいに、代表する地域の住民数に比例した一つの係数が割り当てられる。かくして、百万の住民が住む地域を代表する一人の天才は係数一を持ち、五千万の住民が住む地域を代表する者は係数五十を持つことになるわけである。 そういうわけで「天才政治に基づく世界政府」における投票は、国連での投票とは異なり、本当の意味で民主主義的である。住民数がわずか十万のカタールのような国の代表者の投票が、住民数が二億以上のアメリカの代表者の投票と、同一の価値を有するであろうか!ところが、これが国連で生じていることなのだ。 したがって、ほとんど起こりえない最小の確率ではあるが、もし七百の地域が民主的に決められたとすると、「天才政治に基ずく世界政府」の団体は、あらゆる人種、文化、宗教に属する七百人の天才によって構成されることになるだろう。世界を支配したり、地球を破壊しようとする気のふれた天才というイメージとは、これが全く異なることは明らかである。(ラエル著天才政治)》 各地域の1票の格差、これも厳密に是正するべきではないか。
- cerberos
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>質問1.現在、このような社会弱者の投票権はどうなっていますか。 >質問2.投票代理人の概念は、現制度では問題がありますか。 >質問3.その他、関連の意見がありましたら、何でもお願いします。 体が不自由で投票所に行けないなどの理由がある方のために、代理投票制度や郵便等による不在者投票 を行う制度が既にあります。
- fine_day
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少しだけ選挙に関わる仕事をしていた者です。 すべての人ではありませんが、投票所に行くことができない方でも投票をおこなう手立てはいくつかあります。 ●郵便等による不在者投票 自宅で介護を受けられるなどして投票所に行けない場合は、郵便による投票をおこなえることがあります。投票用紙を郵便で受け取り、記入済みの投票用紙をまた郵送にて選挙管理委員会に届ける制度です。 障害の程度や要介護状態などで利用が認定されるかどうかが決まりますので、投票所に行けないけれどこの制度が使えない方もあるのが現状です。 ●指定病院等における不在者投票 病院に入院されている場合は、その病院が不在者投票の指定施設であれば、病院内で投票をおこなうことができます。老人介護施設、身体障害者支援施設などでも同様です。 この際、自分で字が書けない状態の方については、投票管理者の立会いのもとで職員などが代理記載人となって候補者名等を記入することもできます。 指定施設となっていない場合は、通常の不在者投票の手続きが必要ですので、投票用紙を請求した上でどこかの選挙管理委員会に出向くことになります。 http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo05.html 危惧されている通り、決められた投票所以外の場所での投票はヘタをすると悪用されかねず、なかなか間口を広げられません。実際に、老人介護施設などで職員が有権者の意思を無視して代理投票をするといった事件が後を絶たないからです。 (先の参議院選でもいくつかニュースに取り上げられていました) なお、視覚障害をお持ちの方については、投票所に点字の氏名掲示(候補者の名前の一覧)や点字用投票用紙、点字器などが用意されています。投票所へ行っても手が不自由で字が書けない、といった場合には、投票所の職員が本人の意思を確認の上、代理記入をおこなうこともできます。 植物状態となって自分の意思が示せない方や、成人被後見人の方、服役中の方は投票できませんが、なるべく多くの有権者の意思を反映できる選挙制度になればよいのにと思っています。