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mlとgの違いから
mlとgの違いから 例えば、分子量100のAという固形物質があります。Aを溶媒である水にとかして濃度を0.1Mにするには、10gを1lの水に溶かせばよいのは分かります。 例えば、分子量100のBという液体物質があります。Bを溶媒である水にとかして濃度を0.1Mにするには、10mlを1lの水に溶かせばよいのでしょうか? 1g=1mlというのは水だけの話だと聞いていますが。 例えば、無色透明の液体であり分子量119.4であるクロロホルムを水にとかして濃度を0.1Mにするには、何mlを1lの水に溶かせばよいのでしょうか? 詳しく教えていただけると助かります。
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>0.1Mにするには、10gを1lの水に溶かせばよいのは分かります。 わかりますとおっしゃいますが、いきなりわかっていませんね。10gを1Lに溶かしたのでは、全量が1Lになる保証はありません。 「溶かして1Lにする」のが正しい考え方です。これをきっちり押さえておかないと、何に注目するべきかが曖昧になります >例えば、分子量100のBという液体物質があります。Bを溶媒である水にとかして濃度を0.1Mにするには、10mlを1lの水に溶かせばよいのでしょうか? これも水に溶かして1Lにするのが正解です。水に関しては体積を議論しているだけですので密度(1g=1ml)は無関係です。 クロロホルムの場合には0.1モル、すなわち11.94gを水に溶かして1Lにするということです。クロロホルムを体積ではかりたいのであれば、11.94gをクロロホルムの密度で割ることによって体積に換算する必要があります。ただし、こちらの方が誤差は大きいでしょうね。 ちなみに、それだけのクロロホルムが水に溶けるかどうかは疑問ですけど。
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- sak_sak
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質問の趣旨から逸れますが、回答の中にもそういう表現があったので気になり… >を1lの水に溶かせばよい は誤りです。「水に溶かして1Lにする」としなければなりません。 つまり1Lをはかりとるのは、水でなく水溶液の方です。 基本的に溶質は体積でなく質量ではかりとらないといけません。 もし体積でやりたいのなら、密度(比重)を調べないといけません。 ただし、密度(比重)は温度によって微妙に変化します (その意味で「1g=1mlというのは水だけ」も正しいとは言い切れません)。 正確にやりたいなら質量を使うのが良いでしょう (クロロホルムは揮発性なので、どこまで正確にはかりとれるかは疑問です)。
お礼
回答ありがとうございます。 >基本的に溶質は体積でなく質量ではかりとらないといけません。 やはり、そうなのですね。 参考になりました。
- yespanyong
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液体1gが何mlかというのはその物質の密度によります。 例えばクロロホルムの場合(この際水への溶解度はおいといて)、密度はおよそ1.48g/cm3だそうなので、クロロホルム1ml=1cm3の質量は約1.48gです。 したがって、クロロホルム0.1mol=11.94gの容積は11.94÷1.48=約8.07mlということになります。 液体の密度は物質によって千差万別で、水銀などは1mlの質量がおよそ13gにもなります。
お礼
回答ありがとうございます。 物質により密度が変わるため、それを考慮して計算しないといけないのですね。 参考になりました。
- elpkc
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分子量100のBという液体物質の場合も10gを1Lの水に溶かせばよいのです。 >無色透明の液体であり分子量119.4であるクロロホルムを水にとかして濃度を0.1Mにするには、何mlを1lの水に溶かせばよいのでしょうか? クロロホルムは水にほとんど溶けないので、分離します。作れません。 無色透明の液体であり分子量119.4である水に可溶な液を水にとかして濃度を0.1Mにするには、何mlを1lの水に溶かせばよいのでしょうか? ならば、無色透明の液を11.94gとり水を加えて、1Lとすればよいのです。 分子量は、体積ではなく、質量にかかるものなので。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 >「溶かして1Lにする」のが正しい考え方です。 私が書き方を間違いていました。「物質を溶かして、1Lにする」が正しいですね。 参考になりました。