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所在確認について
所在確認について 最近、高齢者の所在確認が話題になってますが、「所在」って住んでる場所のことですよね?それとも生死を含めて言うものなのでしょうか。よろしくご教示願います。
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辞書を見る限り、「所在」の意味は「存在する所。ありか。すみか」(『広辞苑』)ですので、「生死」は含まないでしょう。 今、各自治体が行なっている作業は、あくまでも住民票に基づいて、「そのお年寄りが、その家に住んでいるか」を確認する作業なのだと思います。 自治体は税金を使って、お年寄りに各種サービスを提供していますから、そこにいないのに無駄にお金を使っていたとなると問題ですし、そういう意味でも「いるか、いないか」の確認をしているのだと思います。 まあ、ある程度は、「死んでいないか」「死体はないか」を気にかけて確認作業をするでしょうけれど、自治体には踏み込んで“捜査”する権限はなかったと思いますから、限界があると思います。 ですから、もしいるべき所にいなければ、家族に捜索願を出してもらうとか、家族の証言に基づいて警察に捜査してもらうとか(「○○県の弟の所にいるはず」と証言したケースでは、確か警察が動いていると思います)して、「生死の確認」をするのだと思います。 まあ、最初に報道されたのが「ミイラ化した遺体で発見」というセンセーショナルなケースでしたから、どうしても「所在の確認」≒「生死の確認」というイメージになってしまっていますが、純粋な意味としては「生死」は含まれないでしょう。 それにしても、あんなにたくさんのお年寄りが、どこにいるのか分からないなんて、どういうことなのか、いったいどこにいるのか、不思議で仕方ありません。
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Yahoo辞書(大辞泉)には次のように出ています。 しょ‐ざい【所在】 1 物事が存在する所。ありか。また、人が居る場所。「責任の―をはっきりさせる」「犯人の―は不明です」 所在確認の「所在」は、おっしゃる通り「住んでいる場所」です。 「住んでいる」ということは、生きているということです。 死んだ人は「住んでいる」とは言いません。 この世に存在している人は生きている人です。その人の居所が「所在」です。 新聞やテレビの言葉の使い方は間違いではないと思います。 「生死確認」の方が意味がハッキリしていていいかもしれませんが、「どこに住んでいるか」も重要なので、そのようにしたのでしょう。
お礼
所在確認に生死確認は含まれないけど、作業の延長過程で発生するもの、と考えればいいのかな。ありがとうございました。
お礼
ご丁寧に回答いただき、ありがとうございました。