ファイナンス・リース取引に関する質問です
ファイナンス・リース取引の貸し手側の仕訳です。
設定は以下とします。
K(株)はH21年4月1日に所有権移転外ファイナンスリース取引を開始しており、以下の契約を結んでいる。
・リース期間は3年であり、毎年3月末に300,000円ずつリース料を後払いする。
・貸手のリース物件の現金購入価格は820,00である。
・計算利子率は、年5%とする。利率年5%、期間3年の年金現価係数は次の数値を使用すること。
3年:2.72 2年:1.86 1年:0.95
以下の仕訳を借り手側で行うと、
1回目のリース料支払いでは
(借)リース債務 258,000 (貸)現金預金 300,000
(借)支払利息 4,200
設定は以上です。
貸し手側の仕訳で、リース取引日に売上高と売上原価を計上する方法で仕訳をすると、
(借)リース投資資産 900,000 (貸)売上高 900,000
(借)売上原価 816,000 (貸)買掛金 816,000
となりますが、この仕訳は下の仕訳が「リースの元となる資産」816,000円を買掛金で購入し、上の仕訳がこの「リースの元となる資産」を売上計上し、リース投資資産として取得したと考えればよろしいのでしょうか?
この仕訳の買掛金、売上高はどこから来たのかわからず、自分なりに解釈しましたが自信が持てないためご存じの方に回答をお願いいたします
(おそらくは、設定は書かずともよかったと思いますが、念の為に記入します。)
お礼
お礼が遅れすみません。 丁寧なご回答をありがとうございました!とても嬉しいです。 >おそらく、会社にとって有利な損益ポジションを実現できる法的形式を選択するでしょう。 知識がないので、ここが(実際どういう選択が存在するか)よくわからないのですが、投資家がファイナンスリースも割賦も同じ会計処理をしてほしいと考える理由はわかりました。