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大学院入試
これまでの学業、抱負、志望動機を含む小論文(1600文字)を提出するのですが、このような小論文は基本的に常体で書かなくてはいけないのでしょうか?ちなみにこの小論文を元に口述試験があります。 また、書き始めると研究論文のレジメのようになってしまうのですが、この傾向は好ましくないのでしょうか? そのほか小論文のコツを教えていただければありがたいです。
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こんばんは。 >常体で書かなくてはいけないのでしょうか? 常体です。 >書き始めると研究論文のレジメのようになってしまうのですが、 >この傾向は好ましくないのでしょうか? 文章も必要です。ただし研究計画はレジュメ形式のほうが見やすいです。 研究計画書について色々アドバイスがてら書きました。 参考にしてください。 ■研究計画書の構成 (1)a.背景(なぜ?どうして?現在では?) b.目的(何を明かにし、どんな効果があるのか?) c.卒研内容 d.大学院での研究内容(論文の目次のような・何をやるのか・進め方) e.参考文献 (2)背景の種類 主観と客観があります。 主観は「私はこう考えている」 客観は「現在こうなっている。こう考えられている。現状」 この2つをハッキリと分ける。 (3)目的の意味 単純明快に書きます。 けっこ~難しいところです。 (4)卒研内容 卒業論文・制作からの延長であれば研究内容を書きます。 根本的に突拍子もないところから研究は始まらないのかもしれません。 (5)大学院での研究内容 どんなことをするのか? どのように進めるのか? もちろんこれから始めるのだから結果は見えないものですが、 計画的であれば本気でやる気があるのかが分かります。 ■分かり易い文章にする為に (1)主語・動詞から書く 初めからズラズラと長い文章を書くのはプロでも難しいです。 短い文章に肉付けするように文章をつくります。 (2)カタカナ後 本来の意味を知っていますか? 流行語には注意です。 (3)文献・論文を読む 文章を読むだけでも文章力が上達します。 新聞は欠かさず読むこと。 日々、良い文章をたくさん読んでください。 (4)タイトルで分かる イメージ的なタイトルはダメです。 タイトルでだいたい内容が把握できるモノにすること。 過去の論文を調べれば、タイトルのつけ方が分かるハズです。 その為にはタイトルブレストが有効です。 ■文章使い 「と思う」ではなく「と考える」 「です」ではなく「である」 論文などを読むと文章の使い方が分かります。 ■試問で聞かれる 研究計画書は提出して終りではありません。 試問での質問の材料になります。 データー保存はもちろんのこながら、面接練習の際にも活用します。 ■なんちゃって参考文献はダメ 読んでいない文献を参考文献に入れるのはもちろん×。 一部分しか読んでいないというのもダメ。 それなら入れないほうがましです。 ■誤字脱字は何度見てもある 出来あがったら、何度も何度も読み返してください。 何度見ても誤字脱字・スペルミスが見つかる物です。 他の人に見てもらったからと安心せずに、最後の最後に自分でチェック。 下記参考URLも参考にして下さい。 がんばってね☆
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ちくま新書から、西研と森下育彦の『「考える」ための小論文』という本が出てます。 大学院入試に役立つかは分りませんが、大学受験には役に立ちました。 ご参考までに…。