丸投げしないこと。(笑)
いや、皮肉ではありませんよ。
学習指導要領にせよ教科書にせよ、そこから出られないということは、丸投げと同じですよね。
私は30代後半で塾講師・大学院生(数学系)をしていますが、「教科書で学ぶ事項の先にあるもの」を話すと、子どもたちの目が変わります。
それから、子どもの疑問に対して、できる限り「所与」「定理」でない「なぜか?」を示せることです。
「解の公式はこう決まっているんだ!」なんてやるのは最低ですよね。
社会科の年号を早覚えするのも、受験対策以外には何の役にも立ちません。江戸幕府の成立が1~2年違ったとしても大勢に影響はありません(このあたり過激に聞こえるでしょうか)。
子どもの疑問に対して実直であること、ですね。
もうひとつ、「師」のつく仕事は年中無休であれ、と思います。
医師は遊びに行った飛行機の中で「お客様のなかに、お医者様はいらっしゃいませんか。急病の方がいます」とアナウンスされたら、名乗り出なければなりませんね。看護師もそうです。
同様に、「教師」も24時間……とはいかないまでも(まさか「ベクトルの分かる方は~」と呼び出されることはないでしょう)、常日頃の言動、物の考え方などは、最低でも「待機モード」でいるべきだと思います。
テレビを見ても、本を読んでも、どこかで「これ今教えている子どもに話す材料にならないか」を持っていて欲しいと思います。
お礼
ありがとうございます。とても参考になります。 また今度もお願いします。レポートでも紹介させていただきます。