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ジェット気流について教えてください!

ジェット気流について教えてください! ジェット気流について学んでいます。中緯度で発生すること、偏西風の一種であること 地球の自転によって引き起こされることなど学びました。 ただ、 1)冬はジェット気流の存在する緯度がやや下がる 2)南半球のほうが速い 3)夏よりも冬のほうが強い という理由が分かりません。 分かりやすく教えていただけたら、幸いです!

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  • kiyi727
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回答No.1

こんにちは。 ご存じのようにジェット気流は高緯度側の寒気と低緯度側の暖気の境界付近を流れています。 中・高緯度を流れるジェット(寒帯ジェット)の場合、南北の温度傾度や温度差が主たる成因ですから、 北側の寒気と南側の暖気の勢力次第でその位置や強さも変わることになりますね。  1)冬はジェット気流の存在する緯度がやや下がる 冬になると極地方や高緯度では寒気の蓄積が強まり、低緯度側へ勢力を広げてきます。 このため、寒気と暖気の境(=寒気の前面)に存在するジェットもまた、必然的に低緯度側へと押しやられます。  2)南半球のほうが速い 北半球は南半球に比べると海陸分布が複雑で高い山脈なども存在しますが、 このような地形は北半球上空を吹く西風にも影響を与えています。 一般に北半球の偏西風は蛇行が大きくて乱されており、 比較的スムーズに流れている南半球よりも流れが遅くなっている、と考えればよいでしょう。  3)夏よりも冬のほうが強い 冬季の日本上空を吹くジェット気流は特に強いことで知られています。 風速は主にジェットを挟んだ南北方向の温度差(温度傾度)で決まるとお考えください。 冬は高緯度上空が著しく冷えており、低緯度との温度差が増大するため夏よりも風速が大きくなるわけですね。

hanabida
質問者

お礼

すごい!全て、分かりやすく理由つきの説明があったので りかいできました。 理由が分からないと覚えられないタイプなので 非常に助かりました! ありがとうございました!!

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