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銀行と国債について

銀行と国債について 銀行が資金の貸し出しを行わず国債を大量に保有すると、経済にどのような悪影響が出ますか

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回答No.3

 銀行は有りもしないお金を貸し出して、実際にあるお金を返してもらう機関です。 そうすることで経済を早く成長させることができるのです。 ですから貸出量が増えるとインフレとなりますが経済は早く成長します。 貸し出しがなければインフレの要素はありません。ただ企業には競争があるため 合理化をして、ものを安く売り出します。そのためデフレとなるのです。 日本ではこのデフレ状態が20年以上も続いています。そのため国際競争力がなくなり 所得が低下してしまったのです。  今の銀行は貸し出したくても、実際にあるお金を返せますという企業が少ないので 貸し出しを増やせないのです。 ですから儲けの少ない国債を買うしかありません。  ではなぜ企業が国内では稼げなくなったのか。それは皆さんの価値観のせいです。 時代に合わない価値観を皆さんが持ち続けているために、新規の経済活動が ありとあらゆる面で制約を受けているからです。 今は国内向けの商品ですら、海外で開発しようとしているのです。 皆さんの価値観から規制は生まれ、育てられ、繁栄しています。 ですからこの価値観が変わらないと、銀行はこれからも国債を買い続ける ことになります。

回答No.2

1さんの回答に付け加えると、「銀行が貸出を増やさないから日本経済がよくならない、東京から日本を変える」と気炎をあげて、石原新太郎東京都知事が主導し、「新銀行東京」という金融機関が生まれました。 そして積極的な貸出が行われた結果、新銀行東京は大量の不良債権を抱えた銀行と相成りました。

  • kakibesuto
  • ベストアンサー率19% (248/1301)
回答No.1

銀行がお金を貸してくれないと、困る会社がたくさん出てきます。 新しく人員を増やして新しい事業を始めようにも、資金を調達できない以上はやめざるをえない。 経済の規模が小さくなり、発展しなくなってしまう。 これを「信用収縮」と呼ぶ。 銀行が大事な役割である「企業育て」を放棄することによって、世の中に出回るお金が激減し、経済が悪化するという悪循環に陥る。 ☆日本銀行は、銀行が保有している国債を買い上げたら、逆に日銀が持っている国債を銀行に売却したりして、銀行が持っている現金の量を調整しています。 銀行が持つ現金が増えれば金利は下がり、逆の場合は上がります。 この金利を政策金利といいます。 ☆日本銀行が政策金利を下げると、銀行は日本銀行から低い利率でお金を借りられますから、会社や個人にも低い利率でお金を貸し出すことができます。 ☆こうすると、会社は銀行からお金を借りやすくなりますから、お金を借りて新しい仕事を始めようという気になるかもしれません。 あちこちの会社が次々に新しい仕事を始めれば、景気が良くなっていくはずです。 ☆日本銀行は、こうして日本全体の金利をコントロールしているのですが、肝心の銀行は、貸したお金が不良債権になることを恐れて、貸し出しに消極的です。 景気コントロールが効かなくなっているのです。