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真ん中の文の一番上の文字は何と読むのでしょうか。恐らく、文章的に”かつ
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現在の字の形からするとつくりの方が怪しい気もしますが 綱 だと思います。 出典は僻案抄、あるいは僻案抄で取り上げられている三代集のいずれかのものでしょうか? というのは、僻案抄 題102項に、全く同じではないですがよく似た歌があるのです(そちらは歌の最後が"よりもなやまめ"なのですが) 前の文として挙げている部分が歌になっており、その解説を以下に続けている、という構成となっているようなので、後半の全文がわからないので大体になりますが、歌の解釈として外せないまさきの綱というものの説明として「まさきの綱というのは杣人がまさきのかつらというものを縒ってつなにしたもので、、、」というようなことが書かれているのかと思います。 出典がどれにせよ、その一つ前の歌で てる月をまさきの綱によりかけて で始まる歌があるはずなので、可能ならその歌の綱の字と見比べてみてください。 ちなみにかづらは(他の字もあるのかどうかわかりかねますが) 葛 の字で表記されていることが多いかと思います。