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キリストの母、マリヤ(ひとりっこ)について教えていただきたいことがあり
キリストの母、マリヤ(ひとりっこ)について教えていただきたいことがあります。彼女の両親が亡くなってしまったので、祖母から育てられたと聞き及んでおります。祖母が母親がわりなので、したがって神が父親がわりとなりますので、(Q1)その後「父なる神」となったのでしょうか。また、彼女は6人の子どもがいたようですが、(Q2)キリスト以外は神の子としてなぜ認められないのでしょうか(識別できるのか)。マリヤと同時に高齢で授かったエリザベトの息子の(Q3)ヨハネは神の子ではないのでしょうか。さらに、もののついでに事をとわせていただきますが、(Q4)キリストをだくマリヤ像が、応神天皇を抱く神功皇后とそっくりですが関係ありますでしょうか。以上よろしくお願いいたします。
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- ray_ray
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マリアの母はアンナ、父はヨアキムという人物だと伝えられています。 イエスを身ごもったとき、ご両親ともにお元気でしたから、祖母に育てられたということではありませんし、神が父がわりではありません。(まあ、神はわたしたちすべての人の父ですので、ある意味そうだとも言えますが) Q1について 父なる神=マリアの父というご認識でしょうか?そうだとしたら、キリスト教の考え方ではありません。父なる神は天地の創造主である神、わたしたちの父であるお方です。 Q2について マリアには子供は6人もいません。イエスおひとりです。聖書に出てくる「兄弟」という言葉で、わたしもはじめそう思いましたが、かの地ではいとこ達も含めて兄弟と呼んでいたのだそうです。ですから、イエス以外の子が神の子と認められないという疑問じたい、イエスがひとりっこであるため成り立ちません。 Q3について 洗礼者ヨハネは神の子ではなく預言者です。父はザカリアという人物です。 Q4 マリア像は種類がたくさんあるので、どの像のことをおっしゃっているかわかりませんが、女の人が幼子をだいたら、だいたい似たようなシルエットになるのではないでしょうか? 聖書配布をなさっていらっしゃるんですね。素晴らしいことです。もし興味がおありなら、神父さんが書いた本をお読みになったり、教会の勉強会に参加されたりすると、こういった伝承について知ることができると思いますよ。
- akiko0828
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祖母ではなく祭司長ザカリヤの妻、エリザベスがマリアの親戚か何かでその下にいました。 イエスはいわゆる処女懐妊=夫のヨセフと関係を持つ前にできた子=神のひとり子。 イエスの兄弟はヨセフとマリアの間に出来た子。 ヨハネはザカリヤとエリザベスの子。(でも懐妊時の奇跡等神から使命を与えられた人物) アジアとヨーロッパがシルクロード等で文化的に交流があったので絵画の構図等は類似するのかもしれません。
お礼
akiko0828さま解答ありがとうございました。issychanともうします。クリスチャンではありませんが、識字教育のための聖書配付活動(はたらき)のお手伝いをしております。また、律詩(5言漢文)での聖書翻訳で聖書写経を推進したいと考えております。キリスト教のロジックが全然わかっていませんので、クリスチャンのかたには大変失礼な質問かと思っておりましたが、これからもよろしくお願いいたします。
お礼
ray rayさまご教授ありがとうございます。やはり聖書は単に言語教育のツールなどと安易に捉えるのではなく、教えとしての「学び」が大事ですね。神からの御言葉として受入れ、「学び」をつづけたいと思います。
補足
Q4のキリストを抱くマリアの図はどれというわけではありませんが、たとえば聖フランチェスコ教会のピエトロ・レレンツェッティのフレスコ画「聖母子と洗礼者ヨハネ」です。このシーンは神託をうけた女性(マリア)が国(イスラエル)の王(キリスト)を抱き、そばに霊的介添えの男性(ヨハネ)がいる図ですが、日本各地の神社(特に福岡香椎宮の伝承)にある神功皇后(神託を受けた女性)が抱く応神天皇(日本の王)と武内宿禰の側付きのシーンが酷似しているところがどうしても気がかりです。聖書は紀元前100年からキリスト歴100年のころに成立(書かれた)したと想定されていますが、このころ中国から、原始道教、五斗米道、墨子などにみられる「狭い部屋で今までの自分の悪い行いを反省し、食事を与えてもらう事で病気を治す」「神託をつげる』などの思想が普及(流行)し200年頃までに日本に伝わったのではないでしょうか。魏書東夷伝などの卑弥呼(かやなるみ)の鬼道も、高い場所で神託を授かりみことばを民つたえる行為がモーゼの十戒などのシーンの転用と思われます。したがいまして、キリスト信仰が中国・韓国(北伝)、または台湾(南伝)などから仏教や神道にスタイルをかえ伝承されてきたのではないかと想像しています。聖徳太子(うまやどのみこ)この名前こそ、キリストの漢風諡號ではないでしょうか。三に曰く「詔を承り、必ず謹め」=「みことばを謹んで受けよ」とあり、つづけて「君則天之」=「天(神)こそ君(主)である」となっています。これは、絶対聖書の教えの流用(方便起用)だと思います。 補足としまして個人的に、神功皇后=卑弥呼説、聖徳太子架空説を尊重しております。