例えば、喧嘩で殴り合いをした際に
「ぶっ殺すぞテメー!」などと発しながら殴られたからと言って
即、殺人未遂とはなりません。
一応、傷害罪などで告訴すれば取調べ段階でその発言に対しても
殺意があったかどうかを確認されますが、殺人未遂とするには
誰が見ても殺人未遂だと納得できる根拠が求められます。
9年前のトラブルに関しては、たぶん証拠が無いと思うので
立件はかなり難しいでしょう。 ※ 憶測ですが・・
殺人未遂などの重罪に関しては、誤認や捏造などで誤った判決が下されないように
証拠が強く求められるものです。
とりあえず、現在でも何かをされていたり、
相手が犯罪行為をして来ているのであれば
その事に対しての責任は追及出来ると思うので
現在進行形の犯罪行為に対して訴えを起こし、
その際に過去の事なども全部報告しましょう。
何事も証拠が重要なので、証拠しだいでは立件は無理かもしれませんし
証拠と相手の自供があれば立件可能かもしれません。
立件可能かどうかは、まずは警察官が証拠と状況を調べ
検察官が警察の調べた調書と証拠を元に
裁判にかけて有罪に持ち込めるかどうかを審査した上で
十分裁判で争えると太鼓判を押して、やっと裁判まで持ち込めます。
警察と検察官が殺人未遂での追及が可能、と見込んでも(立件・起訴、出来ても)
更に裁判という場でその事について追求されるので
立件・起訴出来ても、証拠しだいでは無罪も十分ありえます。
どこまで相手を追及出来るかは解りませんが
とりあえず、今も被害を受けているのであれば
殺人未遂がどうこうよりも、今後の安全・自分の生活を考えて
今までされた事を警察に相談するのが一番の方法だと思いますよ。