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会社解散又は売却での手取額について
老齢で後継者がいないため、残念ですが会社解散又は売却して現金化しようと考えています。 設立23年、資本金1,000万円、固定資産(土地建物)4,200万円、その他現預金、借入金等はほとんど有りません。昨年度の決算は90万円の黒字でした。株主は私(50%)、のほか親族5名(残り50%)です。固定資産の土地建物が約1.2億円(手数料他控除後)で売却できる見込みです。 土地建物を売却して会社解散にするのがよいか、会社ごと売却するのがよいか概略教えて頂けませんでしょうか。それぞれ納税後の私の手取り額の算出は概略どのようにすればよいのでしょうか。よろしくお願いします。
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- law_amateur
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日本では,会社の売却というのは,その会社が他の会社にはない価値があるものでない限り,大変難しいものです。他の会社にはない価値とは,他の会社では生産できない特殊なものを生産しているとか,営業上の特別のノウハウがあるとか,固定した優良な顧客がいるなどのことです。 あなたの会社を,買い手の立場からみると,1.3億円(不動産の手数料控除前の価格とします)に,会社の営業上の価値をプラスして,例えば1.5億円を投資した上で,年間90万円の利益が出るという計算になります。これでは,年間利回りは0.6%にしかなりません。その上,買い手には,倒産のリスクがつきまとうことになります。単純にいえば,これではだれも買ってはくれません。 結局のところ,あなたの会社に買い手の立場からみて,それでも投資するだけの価値があるかどうかが問題なのです。あなたの会社を買収することで,昨年は90万円だったかもしれないが,数年後には莫大な利益を手に入れられる,ということであれば,高く買ってもらえるということになるわけです。 それだけの魅力がなければ,残念ながら,会社は清算するしかなく,不動産を不動産として売却するしかないということになります。(その場合には,会社の建物を取り壊し,土地に新たにマンションやオフィスビルを建てて投資に見合う利益を得ようとする買い手が現れるということになります。)
お礼
ありがとうございました。 もう一度整理して、税理士さんに具体的に相談することにしました。 又、どうぞよろしくお願い致します。
補足
ありがとうございます。 基本的におっしゃるとおりだと思います。 私の会社は零細企業で会社の事業の存続を前提とした売却は無理だろうと私も考えています。 今、不動産を購入してもらえる見込みの相手に、 ・不動産のみ売却して会社解散した時の手取り金額 ・法人ごと売却した時の手取り金額 の差(節税)を検討したかったのですが、 よくよく考えると、不動産利用中心に考えている相手に法人ごと売却しても、相手側からみるとじゃまなだけかもしれません。 会社の決算をみてもらっている税理士さんに相談すればよいのですが、事情があって今できないので質問に出しました。