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お釈迦さんが飯食うお金はどこから調達?

お釈迦さんが飯食うお金はどこから調達? したのでしょうか。 仕事してなかったんですよね? わかるかたお願いします。

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  • kusirosi
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回答No.1

お釈迦様の素晴らしい教えの中に、「托鉢」があります。 托鉢とは、笠をかぶったお坊さんが、家々を回ったり、道路の脇に立ち、手に鉢をもってその中にお布施を頂くという行為のことです。 お釈迦様は、托鉢に向かう弟子たちに、こう言いました。 「お金持ちの家ではなく、貧しい人たちの家を回って、托鉢をしてきなさい!」と。 弟子たちは、驚きました。 「お金持ちの家から、お布施を頂くのではないのですか?」 これまで私は、托鉢とは僧侶が自らの糧を得るために、信心の布施を頂戴する修行だと思っていました。 しかし、これにはもっともっと深い意味があったようなのです。 お釈迦様は、弟子たちに、こう言ったそうです。 「貧しい人たちというのは、今まで自分が貧しいと思って、他人に対して施しをしてこなかった人たちである。それ故に、貧しさから抜け出すことができずにいる。だから私たちが布施をいただきに行くのは、このような貧しい人たちを、その貧しさから救ってあげるためなのだから、貧しい人の家を回って来なさい。」 実に深い、素晴らしい教えです。 貧しい人がなぜ貧しいのか。 それは、自分のためにしかお金を使わない、だから貧しいのだということを見抜き、その人たちに布施(他人のためにお金を役立てる)の尊さを教え、それによって貧しさから救ってあげるのが、托鉢なのです。 托鉢に金額は関係ありません 托鉢(たくはつ)とは、本来僧侶が自分の鉢を持って一般在家の宅をめぐり、信心の布施を頂戴し、自らの糧とする修行です。   お釈迦様が托鉢をしていたとき、農夫から「人に恵んでもらわずに、自分で耕して食べろ」と言われ、お釈迦様は、「信仰が種であり、修行は雨、智慧が人々の心を耕し、全ての苦悩からの解放を実らせます。私は托鉢をすることで、信仰の種をまき耕しているのです」と答えたといいます。   このことは、托鉢が、執着を越え、衣食住に「少欲知足」を旨とし、人々が僧侶に金銭や食物を施す善根(布施・財施)を積ませる尊い行為であることを教えています。また托鉢は、僧侶が在家者に法を説く布施(法施)と一体になっています。

heyh4
質問者

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ありがとうございました。

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