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土蔵の修理
築45年の土蔵です。壁の内部は、こねた土です。 外壁、内壁ともセメントに塗りこめられています。内部は濡れていません。壁の中の、「貫」や心材の細木や葦がとても乾いて黒っぽくなり、ぽくぽく折れます。壁が崩れたのでわかりました。栗材の柱は90センチ間隔にあり、空気に触れている1面は堅く、壁の中にあった3面は表面から一センチくらい堅さを失っています。 知りたいのは内部の木材が ぼろぼろになったのは通気のない状態が長く続いたからでしょうか。
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土蔵というものは、壁土を分厚く、しっかり塗り固めるものですから、通気がないのは当然です。それは関係ないと思います。 とにかく、壁の内部が湿っぽくないのですね。虫害ではないでしょうか。特に乾いているならシロアリではなく、キクイムシが疑われます。針葉樹(スギやヒノキ)には付かないようですが、クリやナラなら可能性があります。壁中のタケ木舞がぼろぼろになっているなら、ナガシンムシクイなども考えられます。 柱材のまだ崩れていない部分で、直径1mm程度の穴が無数に見えませんか。木材を粉末状にしたような粉が、数mmの高さに盛り上がっているようなところがありませんか。 薬局やホームセンターなどで、キクイムシに効く防虫スプレーが売っていますが、被害範囲が大きいのなら、専門家に委ねた方がよいと思います。 『広辞苑』より きくい‐むし【木食い虫・木蠧虫】‥クヒ‥ 〓キクイムシ科の甲虫。体長一・五~四ミリメートル。成虫・幼虫とも樹皮下または材部に穴をあけて生活し、多くは林業害虫。こしんくいむし。
お礼
さっそくご回答をいただいてありがとうございました。文面から素人では対処できないことと察しましたので工務店を依頼します。ありがとうございました。