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ございますについて
ございますについて 私の母が、お仏壇にお供え物をする際にはいつも「もしこちら(お仏壇)まで取りにこられない護霊様がございましたら~(後略)」と声にだしてお供えしているのですが、私にはこの「ございましたら」の使いかたが気になって仕方ありません。 母は「いらっしゃいましたら」の意味で使っているようなのですが、大辞林などで「ございます」は「「ある」の丁寧語」とかかれています。母の使い方をそのまま当てはめると、「守護霊様があったら」のような意味になり、守護霊を「物」と考えればよいのかも知れませんが、私には違和感を感じます。皆様いかがお思われますか?ご意見をお聞かせください。
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「ござる」は「御座有る」が変化したもので、もともとは“おいでになる”、“いらっしゃる”という意味の尊敬語でした。 後世、「有る」「(~で)ある」の丁寧語に使われるようになりました。 お母さまの言葉は由緒正しい日本語です。 仏様にお供えするときに唱える言葉としては、何の問題もありません。 ただ、現代ではそういったことが忘れられて、「ある」の丁寧語どころか、 “「ございます」は謙譲語だから、自分の側のことにしか使ってはいけない。” などと思い込んでいる人がいます。 ですから、実際の会話で“いらっしゃる”の意味で使うことは避けたほうがいいとは言えるでしょう。
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- SPS700
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下記に「ござる」は、「いる」の意味の尊敬語で、いらっしゃる、おいでになると同じ、とあります。 http://dic.yahoo.co.jp/search?stype=0&ei=UTF-8&dtype=2&p=%E3%81%94%E3%81%96%E3%82%8B 歴史的には「おはす」「おわす」という尊敬語があり、それに「御座す」という漢字を当て、その漢字を,音で「ゴザ」と読んだのが「ござる」の始まりですから、「私は○○でございます」というのは、やかましく言えば誤用です。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/0284360-0000/m0o/ お母さんは正しく「ございます」を使っていらっしゃると思います。
- cxe28284
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あるの丁寧な表現ですが、余り違和感は感じまさん。 もしまだ引換券券を受け取っていらしゃらない方がございましたら、 お申し出ください。とか普通に使われているように思います。 なになにされていない方、取りに来られない守護霊様等、 と特にそういう方がという前文の行為全体をを受けているからだと思います。
- lions-123
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>ございますについて ↓ 正確な知識や語源等については分かりませんが・・・ <私見> 当方の関西地方や年齢の高い方には 動植物や自然と人間の所作の逆転や混同が擬人法とか擬態語のように使われ、会話や表現の中によくあります。「飴ちゃん・猫ちゃまが・・まんまんちゃんあーん&ご先祖様おあがりやすetc」 素の様な、丁寧語・謙譲語の一種として、日頃から日常習慣的に使われているのではないでしょうか? 私も、口に出しませんが、そのような言い方を、ご仏前にお供えをする時には心の中で呟いているように思います。 <ご参考> ございます→ござそうろう ?さうらふ 【御座候ふ】 (動ハ四) 補足説明「ござあり」の「あり」を「候ふ」に代えて丁寧の意を添えた語 (1)「ある」「いる」に尊敬・丁寧の意を添えたもの。いらっしゃいます。 「自然居士(じねんこじ)の雲居寺に?・ふ程に/謡曲・自然居士」 (2)(補助動詞) 補助動詞「ござある」の丁寧語。 「今藤にて?・ふと申上給へ/三河物語」