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仏壇について教えてください(できれば詳しい方)

私の両親はかなりの多神教で亡くなった祖母から受け継いだお稲荷様、水神様、お弘法様、氏神様・・・・を奉っています。 約20年前に両親は家を新築し、新たに神棚、仏壇を購入しました。神棚は以前の社宅でもあったので違和感ありませんでしたが、仏壇は普通なくなった人ができたら購入するものと考えていたので不思議に思っていました。(20年たった現在でもこの家で死んだ人はいません) 魂がない(といっては失礼かもしれませんが)このような空の仏壇を拝んでも意味があるのでしょうか?

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  • amida3
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回答No.3

坊さんです。仏壇について誤解があります。その家で亡くなった方がいるかいないかは関係ありません。 仏壇ですが、これは俗に言う「故人を祭る」という性質のものでは本来ありません。 お仏壇は家庭内に置けるようにしたミニチュアのお寺の本堂で、仏教徒ですから毎日お寺に詣でてお参りが出来れば良いのですが、それも出来ませんので、家の中にお寺の本堂と同じ空間をミニチュアにして作るのです。ですから、飾付けもミニチュアの仏具でお寺の本堂といっしょです。 お寺の本堂と仏壇は、大きさこそことなりますが、宗教的意味合いからはまったく同じものなのです。 その、ミニチュアのお寺の本堂である仏壇に、亡き人がいれば、ご本尊のおそば近くに、先立たれた方の法名や戒名を奉じさせていただくだけです。そして礼拝の対象は、亡 き人ではなく、仏壇の主であるご本尊さまです。 したがって、作法も、お寺の本堂での作法と同一でもあります。このように、仏壇は、お寺の本堂を小型化したもので、仏教徒が毎日お寺に行けないから家の中にミニチュアの本堂を置いたものと理解してください。 ですから、仏教徒である以上は次男、三男等の別も無く、亡き人がいるかいないかも仏壇とは関係がありません。 分家等、仏壇のある家から別の家に住むこととなった時点で各自がその家に仏壇を設けるのが本来の姿です。 合掌

fuzigoon
質問者

お礼

大変良く分かりました。今まで両親はこういった説明を全くせず、ただ「お参りしなさい」の一点張りだったので仏壇に対して不信感を抱いておりました。今日から、気持ちを改めます。

その他の回答 (2)

  • teinen
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回答No.2

 仏壇は御本尊様をお祀りするものであって,亡くなられた方を祀るためのものではありません。ですので,質問者の方のお宅にある仏壇に御本尊様が祀られているのであれば,それで宜しいのです。決して「空」の仏壇ではないのです。  仏壇を拝むのではありません。仏壇に安置されている御本尊様を拝むのです。  御本尊様は,阿弥陀如来・大日如来・釈迦如来・曼荼羅など宗旨によって異なります。 >仏壇は普通なくなった人ができたら購入するものと考えていたので不思議に思っていました。  質問者の方がおっしゃるとおり,新しい家には仏壇がなく,その家で亡くなった人が出てから,位牌を安置するために仏壇を購入されることが多いのは事実です。しかし,先に述べましたとおり,仏壇は御本尊様をお祀りするためのものですから,亡くなった方がいなくても,仏壇を購入し,御本尊様をお祀りして拝むことは好ましいことです。

fuzigoon
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございました。 ご本尊様を拝むということが大変良く分かりました。 また、分からないことがありましたら質問しますのでよろしくお願いします。

  • pi_pi_pi
  • ベストアンサー率21% (14/65)
回答No.1

戦後、神棚や仏壇が家庭から消えて行きました。神道、仏教の教育も全くされていません。でも、日本人は初詣に神社に行き、お寺にお墓が有ります。今、日本は本当に変な国になっています。 神棚は北に設置をしてその中に天照大神を中心にして氏神様他をお祭りします。 仏壇はそのおうちの菩提寺のご本尊(開眼して頂いて)をお祭りします。決して死んだ人を入れておくものではありません。ご家族のどなたかがお亡くなりになった場合ご本尊のお傍に行くという意味でお位牌をご仏壇の中にお祭りしているご本尊の脇に置きます。

fuzigoon
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 神棚のことも教えてくださりありがとうございます。 そうですね、神道、仏教の教育を受ける機会がほとんどないですね。(せいぜいあったとしても、法事のときくらいですか?)