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黒錆の発生原因
黒錆の発生原因 建築設備で用いるダクト(溶融亜鉛めっき鋼板製)から黒錆が発生する可能性はありますか。ある場合、どんな原因が考えられますか。ダクト内は冷水もしくは蒸気コイルにて温められた空気が流入しています。
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錆びの発生原因 (1).亜鉛メッキが剥げて鉄が露出し、赤錆(Fe2O3)となる。 (2).空気中でFe2O3が黒錆び(Fe3O4通称マグネタイト)に変化する。 (3).一旦黒錆になると錆びは進行しないので故意に黒錆びを作り防錆することも 行われている。 (4).Fe3O4は磁石に付くが、Fe2O3は磁石に付かない。 蛇足ですが、市販されている錆び防止液で赤錆に塗ると黒くなるのもがありますが これは赤錆がタンニン酸(お茶や渋柿にふくまれている渋みの原因物質)鉄(黒色) になり、防錆効果を発揮しています。
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noname#160321
回答No.1
>溶融亜鉛めっき鋼板 亜鉛メッキ鋼板が裸(塗装していない)場合、フランジ部分などで鉄が露出している可能性もあります。 また、かなりの年月が経っていると、通常電気防錆していませんから、亜鉛が溶け出て鉄が露出してしまった部分が一ヶ所でもあると、そこで電池を構成しますからどんどん亜鉛が溶け出す可能性はあります。 その結果鉄面が拡がり黒さび状態になります。
質問者
お礼
回答ありがとうございます。 鉄が露出した状態で長い年月空気雰囲気に曝すと黒錆の状態になる可能性があるということですね!? 参考になりました。
お礼
回答ありがとうございます。 赤錆から黒錆に変化し、さらに磁石への反応も変わるんですか! 勉強になります。