細かい所を指摘すると、「生クリーム」は、動物性のみです。
生乳、牛乳から脂肪分を分離させた、乳脂肪100%のクリーム、容器に「種類別:クリーム」と書いてある物。
つまり、生クリームが健康に悪いなら、牛乳やチーズも身体に悪いことになります。
(脂肪分が高いからダメなのだ。という指摘もあるでしょうが、比較的低脂肪の生クリームも選べますし、チーズでも高脂肪のチーズは多いです)
植物性のクリームは、「ホイップクリーム」であり、「クリーム」「生クリーム」と表示するのは違反になります。
乳脂肪に植物油脂等の「植物性脂肪」や乳化剤、安定剤等の「添加物」を加えたクリーム状の食品。
もしくは、植物性油脂と添加物で作られたクリーム状の食品。
これらは、本来は「クリーム」ではなく、偽物、模造品です。
ちなみに、「植物性クリーム」「ホイップクリーム」って、イコールサラダ油ですよ。
それに乳化剤などの添加物を混ぜて、クリーム状に泡立てられるよう加工したもの。
添加物使用については賛否両論あるでしょうが、「添加物が入っているので身体に悪い」とする主義の方もいるでしょうね。
自分は、生クリームを使います。
そもそも、健康云々の前に味が全く違います。植物性は(私にとっては)マズイです。
添加物も、毛嫌いはしませんが「なるべく減らしたい」と思っています。
また、原料が生乳・牛乳100%のものと、混ぜ物してある物なら、気分的な問題ですが100%のほうを選びたいですねぇ。
(生乳・牛乳、と書くのは、水牛の乳から作る生クリームもあるなど、原料牛乳100%ではないので。日本ではあまり出回っていませんが。)
ただし、植物性クリームは、価格がかなり安い、カロリーが比較的低い、口当たりが軽い、加工時の安定性が高く扱いやすい、温度や時間経過に強く保存性が高い為、
物流にのせる大量販売品のケーキや菓子ではよく使われます。
値段を重視したいとか、乳製品アレルギーだとか、原材料を理解した上で特別な目的があって使うならばいいとおもいます。
なお、バランスよく植物性油脂も動物性油脂も摂取しなくては!というご意見もありますが、
普段の調理でサラダ油つかいますので、自分はそれで十分。
わざわざホイップクリームにしてまで摂取しようとはおもいません。
お礼
とても分かりやすく参考になりました。 ご回答ありがとうございました。