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親ローンの金利相場について。利率はいくらで設定すれば贈与としてみなされないのか?
住宅を購入するにあたり、住宅購入資金の援助(非課税)に加え、銀行ローン+親ローンで対応したいと考えてます。そこで、親ローンの金利相場について教えてほしいのですが、一体何パーセントで設定すれば贈与とみなされないものなのでしょうか? ちなみに、税務署に電話で聞いたところ、「常識的な範囲の金利で、/第三者に貸す場合の金利で/贈与とみなされない金利で」といわれ、一体何パーセントぐらいにすればよいのか?と聞くと「税務署では設定していないので、常識の範囲内で金利設定すれば、問題ではない」といわれ、結局良くわかりませんでした。常識の範囲が分からないから電話しているのに・・・とりあえずは、民法上は5%、商法上は6%ですといわれたのですが、よく住宅購入関係の本をみると、「1%ぐらいの金利はつけましょう」と書いてあり、税務署のいう5~6%と差があるのですが。税務署いわく、銀行の金利が安いのは物件を担保にいれているので、親ローンは物件を担保にいれていないから、住宅ローンより高く設定しないとおかしい!みたいなことも言われ、正直混乱してます。下手に高い金利で親からかりるのであれば、親も金利収入として申告をしなければならなくなるため、なるべく低い金利で設定したいのですが。だれか、助けていただけますか?ちなみに、800万円ほど親ローンを組みたいと考えています。
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住宅取得資金贈与の1500万円特例はすでに施行されています。 こちらを使えばいいと思うのは他の方と同意見ではありますが。 所得税法等の一部を改正する法律 成立日:平成22年3月24日 公布日:平成22年3月31日 施行日:平成22年4月1日(別段の定めがあるものを除く) 一応の豆知識としてですが、現況の金利水準の下では、親子間の金銭消費貸借については金利設定はしなくとも(すなわち返済利息0円でも)、元本返済がキチンとされていれば、贈与認定はされません。 税務署は、聞かれたからには一般的な教科書のような回答をせざる得なかったと思いますが、個別事案について1%なら贈与、2%なら貸借なんて区分することが出来るはずありません。 そしてこのことは、多くの実務事例として実証済みのことです。 では、もし仮に贈与だと認定されたとしたら・・、贈与額はその金利部分だけですね。 年間110万円までを超えなければ贈与税申告は必要無いわけですが、贈与税を申告しなければいけない返済利息ってなると元金ははたしていくらなんでしょうね。 仮に3%位の利率として・・・(あとはご自身で計算してみてください) 今般のことで、もっとも注意しなければならないのは、親からの援助とローンとを外形上きっちり区分しておくことです。 契約署や返済口座の設定、そして返済実績等ですが、(これはご理解頂いているとおりですが、さらに強調しておきます)それさえ間違えなければ大丈夫です。
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- PYPE
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親子間の住宅資金の非課税特例として平成21年500万円(実施済み)、平成22年1500万円、(法制化待ち)平成23年1000万円(法制化待ち)を利用されれば宜しいかと思います 詳細については所管税務署の税務相談室に問い合わせをお奨めします
- mukaiyama
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>銀行ローン+親ローンで対応したいと… それならその銀行の利率より、気持ちだけ低くしておけば問題ないでしょう。 大幅に低いと低い分が贈与と見なされます。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/zoyo/4420.htm >下手に高い金利で親からかりるのであれば、親も金利収入として… 高くても低くても、親の「雑所得」となります。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1500.htm 申告が必要かどうかは、「総合課税」なので親のいろいろなことを聞かなければ判断できませんけど。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2220.htm 税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
- joqr
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>住宅購入資金の援助(非課税) 特例を使って、相続時清算で良いのでは? それなら、800万なんて全然問題にもなりません 返すつもりなら、コツコツ返しても良いと思います 親からローンを組む様な面倒な事はせずに、普通にすれば良いと思うのですが・・・
お礼
どうもありがとうございます! 【親ローンの金利を何%にすればよいのか?】で色々とネットで検索をしていたのですが、大抵のコメントは【銀行の金利並であれば・・・】といった内容で、うーん、銀行の金利といっても1%~6%と幅があるし・・・結局どうすればいいんだろう・・・と悩んでいました。住宅購入資金や相続時精算課税の制度を理解した上で、親ローンを組みたいと考えての質問でしたので、具体的な説明をしていただき、本当に助かりました。 どんな金利を設定しようと、常に贈与と判断されるリスクがあることは理解していますが、ちゃんと外形上区分しておく事がまず重要だと改めて思いました。どうもありがとうございました!