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建物修繕のコーキング材について
マンションの大規模修繕を予定しています。 コンサルの方がコーキング材がかなり悪いと指摘されました。 打ち替えをするのですが、コンサルの方は部位に適正なコーキング材であれば、どのメーカー、どのランクでも耐久性はほとんど変わらないと言っていました。 本当でしょうか? 素人考えでしたら、部位に適正なものでもランクの高い(価格・品質)製品を 使えばその分、長期間使え、耐久性も違うような気がするのですが。 また外壁(PCとのPCのジョイント)に長期間使用できる(10年以上)コーキング材・工法をご存じないでしょうか?
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直射日光の当たる場所では、数年しか持ちません、これはゴムと言う性質上しかたありません。コーキングの上に塗装するとまた違ってきます。 日が当たらない所でも、10年は厳しいですね。水周りの所は5年程度で打ちなおす方が良いでしょうね。 シーリング材の耐用年数は種々の条件によって左右されます。 建築大臣官房技術調査室監修の「建築防水の耐久性向上技術」にシーリング材の耐久設計指針・同解説に耐用年数に関わる係数として (1)被着体及び使用材料の組合せ係数 (2)被着体の色、方位係数 (3)表面の状態による接着難易係数 (4)施工の難易度の係数 (5)施工される人の技量係数 (6)地域差における紫外線劣化外力係数 (7)維持保全をすることによる係数、 が挙げられています。 このようにいろいろな条件が複雑に絡みますので、製品の寿命は一概に言えません。 種類に関しては 塗装と同じで、アクリル系・ウレタン系・シリコン系等色々あります。 参考に http://www.epaint.jp/ePusefull/ePusefull_04.htm
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- dokatan
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まず10年間もつというのは、ほとんどないのではと思います 5年間程度だと考えております なぜなら太陽の紫外線による影響のためです コンサルさんがいっている適正とはなにとなにの間にコ-キング材を打つか それによってちがってきます 金属とコンクリ-ト 金属と金属 コンクリ-トとコンクリ-ト とかです それにあったシ-リング材を使用するこが必要になります 現在は主流はポリサルフアイド系 変性シリコン ウレタン系だと思います これらは塗装がのります シリコンは塗装をはじきます メ-カ-さんのインタ-ネットにアクセスすればわかると思います 東芝シリコン サンスタ-等ででると思います かなりくわしくのっていると思います 通常コ-キング材の場合には監理点があります 適正コ-キング材を使用しているか 防水技能士(シ-リング)がおこなっているか 下地処理を確実におこなっているか シリ-ングを打込む前にプライマ-という材料をぬります 3面接着をさけるためバッカ-材というスチロ-ルのようなものもいれます 外壁はPCですか PCだとプレキャストになりますが RC であれば鉄筋コンクリ-トになります PCだと部材がかなり動きますのでそれに追従する材料がひつようになります
- hgpapa
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皆様先の方が書かれていますのであえてコーキング材について書くことはないと思いますが、 日本には、JIS規格とかJAS規格とかがございまして、その性能などについて規定されています、 またシーリング材ですが、これも事業組合(弁護士は弁護士会・税理士は税理士会)がちゃんと存在していまして、製品を作っています。 シーリング材だけでなく塗料も他のものも殆どがこのような組織と基準で造られていますので、 スペッシャルに性能が良いものはほぼ無いということになります、 反対に言うと、どれも似頼ったものということになります。 他の方も書かれていますが、国内でコーキングを作っているメーカーは数社しか無くそれぞれがOEMで製品の共有を行っていますので、ほぼ遜色は無いと思いますし、特別に良いものもありません。 自動車でも、トヨタだろうが、ニッサンだろうが他の車でも、時速100キロで同じように走るし、ハンドルを切ると曲がります、メーカーによって耐久性能が違いという話を聞きませんし、また性能も似たりよったりです。 それが工業規格というものですね。
お礼
ご回答ありがとうございました いろんな会社の宣伝にハマるところでした。 う~ん大規模修繕は5年一度なんてとてもできないのに それをお役所が認可しているのですね。 皆さんの回答を拝見してすっかり諦めました。
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
シリコーン製のコーキングは、日本での製造元は東芝・信越・トーレの三社しかありません。窯元といいます。輸入品以外はすべてOEMです。 ★シリコン(ケイ素)ではなく、シリコーンです。 ★シリコーン樹脂は液体から固体まで種々あります。 信越シリコーン|製品タイプ別 ( http://www.silicone.jp/j/products/type/index.shtml ) テクニカル・ライブラリー ( http://www.dowcorning.co.jp/applications/search/?Ne=4294962971&N=0&bhcp=1&DCCD=CONTENT&WT.svl=1&DCCT=CONTENT ) シリコーンの場合、耐候性も高く通常の外壁だと紫外線暴露にも数十年スケールで耐えることができます。 >部位に適正なコーキング材であれば、どのメーカー、どのランクでも耐久性はほとんど変わらないと言っていました。 そうです。 それよりも、はるかに、はるかに重要なのは、適材適所と施工技術です。 工法は各社の施工基準を参考にしてください。基本的には剥離、目地カット(Uカット)、プライマー処理、コーキングとなります。 ボンド Uカットシール充てん工法( http://www.bond.co.jp/bond/business/construction/pdf/ucut_seal_jyuten.pdf ) など、
お礼
回答ありがとうございます 早速 信越シリコーンに問い合わせました 残念ながら汚れが付着するため外壁には向かないといわれました。 あとは適材適所で対応するしかなさそうですね。 しかし日本の技術でしたら十分開発できると思いますが、やはりそこは 商売なんでしょうね
- MASA(@masadr)
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コンサルの方の言う通りです。 コーキング材(正しくはシーリング材)は部位によって種類が分かれているので 適材適所な種類を選択すればメーカーによる違いやランクの違いというのはほとんど ありません。 また、直射日光下で長期間使用できるシーリング材というのもありません。 シーリングの持ちは、施工の良し悪しでほとんど決まります。 正しい施工がされていないと1年もたたずに切れる場合もあります。 そしてシーリング材は建築に関わる業者なら大工さんから設備工事の人まで多かれ少なかれ どの業種の人も使用しますが、意外に正しい施工方法を知らない人が多いです。
補足
早速回答いただき感謝します。 工法が大事→職人さんが重要なんですね
お礼
早速 詳しい説明ありがとうございます。 諸条件色々ありますね~ やっぱり素人ではなかなか判断できないのが良くわかりました。