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明成高校バスケ部の佐藤監督
明成高校のバスケ部の佐藤監督の指導法が気になります。 私が始めて佐藤監督を知ったのは、仙台高校がウインターカップで始めて優勝したときです。 当時は、志村、宍戸選手や走れるセンターらが印象的でした。 志村選手の動きなどをみたとき、「もともと運動能力のある子供を集めて、しごいてるんだろう」ぐらいにしか思いませんでしたが、毎年同じような動きをするガードが出てくるのでとても気になります。 <足が太くて異常に早いチビッ子たち、シュート率も異常> 佐藤さんは、明成に就任してもすぐに全国トップまでもっていってしまうし、同じような動きをするガードやセンターを量産する何か王道のようなものを持っているのでしょうか? それともただ単に中学のスーパープレイヤーを集めてるだけですか? 私は月バスなどほとんど読んでいないので、佐藤さんの記事があったとしても見たことがありません。 こういった質問するのも、私の知っている高校<県内トップ>はいつも長時間練習しています。朝練6時から、放課後8,9時まで。土日は一日中で休みなし。 でもその高校、試合になると全然走れてません。シュート率も微妙。ただデカイだけ。一応中学でできてた人集めてるから県内は良いが全国では話にならない。 何が違うのでしょう? これは個人的な考えですが、バスケに才能はほとんど関係なく、いかに上手くなるか強くなるか頭を使ってそこから、要領よく努力していくチーム、選手が上にいくと思います。 気持ちだけでいけるとは思いません。 ちなみに、あの走りまくる能代は練習は短時間で、想像よりはしごかれないと聞いたことがあります。
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佐藤久夫先生が以前監督していた仙台高校は公立高校であり、 県内の選手だけで日本一になりました。 しかも毎年、全国大会は上位の成績でした。 高校バスケ界は私学が優勢(今のご時世は外国からの留学生もいる)。 なので仙台が日本一になったことは、特筆すべきことです。 その軌跡が「普通の子たちが日本一になった」という 佐藤先生の著書にあるから、じっくりと読んでみてください。 これを読むと、佐藤先生は一切の妥協を許さない練習法のようです。 現在の明成は創部5年目のスピード優勝でした。 今度は同じ宮城県でも私学なので、他県からも選手が入学しています。 が、他の強豪校よりはじゃっかん中学校時代のキャリアは少なく 優勝メンバーの中に宮城県内の選手が3名います。 また、大型なセンターもいないし、何より創部5年目で日本一になった 背景には、仙台時代から受け継がれてきた「基本」がしっかりと 備わっていることがあげられるでしょう。 イメージとしては 仙台のほうがディフェンスが強く、体力がすごくて、とにかく速い。 明成は速さもあり、セットもあり、攻め手が多彩。 共通していえるのは、速攻が抜群にうまいことと、よく走ること、 運動量が多いこと、パッシングスタイル。 そして、一生懸命に戦うこと。その姿は見る者の心を惹きつけます。 明成でウインターカップ初優勝した時の 佐藤先生の優勝インタビューの言葉が印象的でした。 「誰でもができることをしっかりやれば、日本一になれる」 きっと、誰でもができるプレーを妥協を許さず練習しているのでしょうね。 あと思うことは、仙台も明成もスペースをうまく作るパッシング主体なので 教えるほうも、選手もかなり頭を使っていると思います。 かくいう私も佐藤先生と明成の大ファン。 明成のバスケは見ていてとても面白く魅力的です。 また佐藤先生に本を書いてもらいたいところです。