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クロマグロの問題が無事日本にとって解決したようだが、いろいろマスコミな
クロマグロの問題が無事日本にとって解決したようだが、いろいろマスコミなどでは言われているこのごろです。ところで、不思議に思うことがあります。なぜ、クロマグロについて、モナコが提案をしたのでしょうか。モナコなんて、観光の小国で、クロマグロとは関係ないと思うのですが。その点について教えていただけませんか。
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一つの理由として、現モナコ公のアルバート2世はクジラ・イルカの保護派で、シーシェパードやグリーンピースに肩入れしていると言われている人物です。 両団体ともマグロ漁に強い規制の意を表明していることはご存知の通りだと思います。 また、モナコはマグロ漁の当事国ではありません。それ故に、今回の提案がマグロ漁当事国にとってどのような影響を及ぼすのかが分かっていなかったのではないかと考えられます。
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- nourider
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モナコ案をよくみてください、EU内での取引は規制されていません。つまり本音は「アフリカ野郎までマグロ漁に出てきやがって俺たちを邪魔しやがる、EU国内の業者だけに漁をさせて日本に売りつけて儲ければいいじゃないか」というものです。 アフリカの漁師にとっては仕事をEUに取られる大問題ですし、アフリカに対する影響力がある中国からしても「このまま規制が進めばではフカヒレが食えなくなる」という危機感があるのでしょう。 個人的にはマグロが食用にされはじめたのは最近(戦後)のことであり、クジラに比べて食用の歴史も短いマグロを地球の裏側まで取りに行く日本の水産業者の資本の理論には違和感を感じますがね。 昔はマグロなんて「脂っこくて食えたもんじゃない」というのが日本人の常識で、漁師も積極的にとったりしなかったのですが、冷凍技術や冷蔵輸送が発展し、食が欧米化して脂っこいものを好むようになった戦後の日本人(特に都会の人)がやたらとマグロを求めたのです。
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なるほど、世界的漁業問題があったと言うことですね。ひとつ賢くしてもらいまた。ただ、モナコがなぜこの定款を下かも興味があるところです。丁寧な回答、ありがとうございました。
自国と関係あるなしは問題ではありません。 経済的な取引が当然のように行われていますが、本来は純粋に絶滅する生物がこれ以上増えないように話し合う場です。 また食文化云々主張しますが、そんなもん種の保存に際しては考慮するものではない。たかが人間の文化など変えればいいことである。 地球上の生物は人間の所有物ではないのだから。
お礼
そういう世界情勢なのかもしれないのですね。ただ、なぜ、モナコなのか興味のあるところです。解答していただき、ありがとうございました。
- potachie
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提案させられた、というのが実態では? 観光立国ゆえに、欧米の各国の要望を断り切れなかったということでは。 利害当事者が提案をしたら、通るモノも通らなくなるので、その手の話や平和交渉などは、利害のない第三者が提案をする、という形を取るのが国際会議の定番だと思いますし。今回、日本国内が観念をしかかったのは、モナコの提案だからですよね。第三国であるアフリカ諸国が反対に回る政治的な理由がないから。 それにしてもクジラの時も思いましたが、水産資源の会議の日本代表の人は有能ですね。私はこの理由が昔から不思議でならないのです。工業生産品や他の国際交渉に比べてとても優秀に思えます。政治家や利権好きなヘンなお役人が口を出さないからなんでしょうか?
お礼
国際会議の駆け引きをうかがい知ることができました。大変勉強になる回答をいただいて、ありがとうございました。
- kopunikkun
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モナコが出さなくても時間の問題だったのでは。 半端ない漁獲量とクロマグロの頭数。 今回ワシントン条約にはのらずに済んだけど、このままとり続けてたら絶滅危惧種になりかねない。 とはいえ、養殖なども始まってるけどね
お礼
かなりの量を日本がとっているような気がします。でも、クロマグロをわれわれ庶民が口にすることはないのに。回答いただき、ありがとうございました。
お礼
大変わかりやすい説明ありがとうございました。