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小学5年生のお勧めの参考書はこれ!
- 小学5年生のお勧めの参考書をご紹介します。
- 国語、算数、理科、社会の教科に対応した参考書を紹介します。
- 中学受験は考えていないけれど、基礎以上の学習を目指す方におすすめです。
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質問者が選んだベストアンサー
1.国語 まず、「秘伝中学入試国語読解法」(石原千秋著・新潮選書)から親子で読まれてはいかがでしょうか。 400ページを超える結構厚い本ですが、前半は、著者の石原千秋・早大教授が息子さんと一緒に体験した小学校4年生から6年生までの私立中学入試受験記です。塾の性格や使用した参考書なども実名で書かれています。 質問者さんのお子さんは中学受験をしないということですが、私立難関校へ進学する小学生はどのようなスケジュールで勉強をしているかを知ることも今後の勉強計画を立てる上で有意義だと思います。 後半は、難関私立中学の入試問題が十数題、解答・解説付きで掲載されています。問題の難易度は高いので6年生向きですが、解説が充実しているのでぜひ試してみることをお薦めします。 5年生から取りかかれる問題集としては、「論理エンジン小学生版5年生/読解・作文トレーニング」(出口汪著・水王舎)があります。同シリーズは小学校1年生から学年ごとにそろっているので、少し難しいようなら4年生版から始めてもいいと思います。 この問題集は、じっくり文章を読ませることに特長があるのでお薦めです(=小学校のレベルよりも少し高いが、難関私立中学入試の問題ほど難しくない)。 なお、「長文切り抜き問題」を大量にこなすことは後々、弊害もあるので注意が必要です(=詳しくは「進学塾不要論」(水島醉著・ディスカバー)を参照)。 また、小学校で習う1006字の漢字については、熟語も含めて習熟しておくことが大切です。読解力のない児童は、一般に漢字を知りません。全1006字が載っている薄い問題集を1冊買って勉強されるといいでしょう。 読解力を付ける最良の方法は読書ですが、簡単な本を何百冊読んでも学力向上にはつながりません。中学・高校生向けですが、「岩波ジュニア新書」の中から興味の持てそうなものを選んで読まれた方がいいでしょう(=特に論説文)。私立・国立中学の入試問題は、岩波ジュニア新書からよく出題されています。 2.算数 前述の石原教授も薦められていますが(=塾の教材を全て捨てても)、「応用自在・算数」(学研)がお薦めです。小学校4~6年生まで1冊で網羅していますから、今から2年計画で取り組まれてはいかがでしょうか。 学年単位の分冊になりますが、「最強の算数力・小学5年生以上」「同・小学6年生以上」(斉藤孝著・旺文社)も、小学校の教科書と比較して少しレベルの高い問題を扱っており、好著だと思います。 ここまでやっておけば、公立中学校の1年生のテストで、90点以上は確実に取れると思います。 数学が得意ならば、「塾で教える算数(数・数量関係)」「同(文章題)」「同(量と測定・図形)」(文英堂)が、難易度が高いですが、問題の質、量とも他の問題集を圧倒しています。「塾で教えるシリーズ」には、国語、理科、社会の問題集もありますが、あまり手を広げると消化不良になりかねないので、手にされるなら、まず、算数のどれか1冊を買って様子を見られた方がいいと思います。難易度は市販の問題集の中では最高ランクです。 数学がもっと得意ならば、月刊誌「中学への数学」(東京出版)を毎月定期購読されてもいいでしょう。 3.理科・社会 「小学くわしい理科・5年」「同・6年」「小学くわしい社会・5年」「同・6年」(文英堂)の4冊で十分だと思います。 参考書ですが、巻末に問題も付いていますし、テスト対策にもなります。理科・社会は先取りをせずに、小学校の授業の進度に合わせて参考書を読む程度でいいと思います。 4.英語 英語は中学1年生から始めても十分間に合います。同時通訳者など英語の達人も中学校から英語を勉強し始めた人が多いそうです。 ただし、今の公立中学校のように週3時間の授業だけでは全然足りません。小学生は英語よりも国語に力を入れ、中学校に進んだら英語に万全の態勢で取り組むほうがいいと思います。 教材は、週5日放送があるNHK「基礎英語1」「同2」「同3」を、学年ごとに進めていくのがいいでしょう。
その他の回答 (1)
こんばんは。 参考書コーナー以外でもよろしければ。 ●国語……「例解小学国語辞典」「青い鳥文庫」 ○「例解小学国語辞典」は全ての漢字に振り仮名がふってあります。国語辞典でも理、社の勉強になります。国語辞典は百科事典としても使えますので。また、日本語の力を上げておけば、将来の学習効率も上がると思います。(私自身幼い頃は国語辞典を読んで勉強しておりました。) ○「青い鳥文庫」も全ての漢字に振り仮名がふってあります。様々な小説を通して感性も磨かれると思いますよ。 ●算数……「小学算数事典」 ○「小学生用」とあなどってはいけません。本書と同様の問題が某私立高校で出題されました。大人でも唸ります。 ●理・社……「くわしいシリーズ」(中学生用) ○今から高校受験を見据えて勉強してはいかがですか? 先取り学習をすれば受験の時に有利になると思います。 ※余裕があれば英語も学んだ方が良いでしょう。指導要領が変わって「リスニング」や「ライティング」が重視されるようになったようです。少なくとも公立入試の英語は難しくなってきていると感じています。課される文章が長くなっているようですので。(学習指導要領は政府のHPなどで調べると良いと思います。) ただ、大事なのはお子様の「やる気」だと思います。勉強を無理強いするのではなく、勉強を「楽しい」と思えるようにしてあげて下さい。「楽しい」という原点があればお子様は自分でどんどん学ぶと思いますから。私自身、勉強が「楽しい」と思えるようになって、成績が伸びた経験があります。
お礼
回答ありがとうございます!! 国語辞典に全ての漢字に振り仮名がふってあるのはいいですね! わからない言葉があってもなかなか辞典を開きたがらない我が子にとってはすごくいいかもしれません。 日本語力は全ての教科に対してとても大事ですよね。 小学算数辞典は書店で手にとったことがないので是非見てみたいと思います! 理科社会の「くわしいシリーズ」もじっくり見てみます。 先取り学習をしておくと本人の自身に繋がりますよね! 英語も進学予定の中学も英検3級程度の実力を求められるようなので考えていきたいと思います。 おっしゃる通り、本人のやる気を損なわないよう、学習=身につくと楽しい!と感じてもらえるように 見守りたいと思います。 ありがとうございました!!!
お礼
回答ありがとうございます!! どの教科も詳しく教えていただいてとても参考になります! 漢字はわりと得意にしているので伸ばしてやりたいし、算数は苦手なのでまずは教えて頂いた中から様子をみながら進めたいと思います。 理科、社会は授業の進度に合わせた方がよいのですね! 確かに、先取りしても忘れていることもしばしば・・・ 英語も確かに気にはなりますが、我が子の場合、まずはどの教科にも通じる問題の内容を正確に理解できる 国語力を身につけることが大切のような気がします。 早速、教えていただいた参考書を一つ一つ手に取り、じっくり選びたいと思っています。 今、すぐにでも本屋へ直行したくなりました! ありがとうございました!!