「優秀な営業マンの『なり方』」って何?という疑問で
「優秀な営業マンの『なり方』」って何?という疑問です。
例えばメーカーで働くとして、
機械なら機械設計、電機なら電気工学、電子工学、
建築建設なら土木工学、
工場で工員として働くにしても、工業高校の機械工学科、電気電子工学科を卒業していたりして、
大手メーカーだったり重工業系では、例えば、
「大阪大学工学部機械工学科卒、専攻はトリポロジー」
なんてところを買われて、新卒入社しますよね。
そんな人が働く中でさらに経験を積み勉強を重ねて、一人前の技術者になる、
経理も、きっと経済学のベースを学校で学んで、必要な資格を取って、それが採用の根拠になるし、入社後の仕事の基礎にもなる、
外国語も(本来はそれが外国語学部の目的ではないですが)そう、
では「営業」って何?という話なのですが、
営業マンって政経学科や経済学部、あるいは商学部、
あるいは商業高校を卒業したり、
学校で学んだ何がしかの学問があって、それを優秀な成績で修めて
営業マンの能力として評価されて採用となるのでしょうか?
「商学部」を持つ大学って、そんな一流大学でもないですよね。
(少なくとも国公立・旧帝大に「商学部」なんて学部はなかったと思います)
あるいは、いわゆる「ガクチカ」だの、
「サークルでキャプテンやってて、協調性とチームワークを身に着けた」、
「居酒屋のバイトリーダーでリーダーシップを発揮した」
「文化祭実行委員長で仲間の絆の重みを知った」
学校の勉強と全然関係ないことをアピールして、
学生時代に遊んだ、だから人間性が豊かでバイタリティが、なんて理由で
採用された人が優秀な営業の素質を持つ、
そんな採用のされ方をしている?
昔は、
「この子私立文系。とりあえず営業で」
なんてのもありましたよね。
でも何かと結果を求められる今の時代はむしろ「人間力」「人柄」なんていうような、
曖昧な基準でそんなの決められないんじゃないか?と思うのですが、
「優秀な営業マン」って、
いったい「何学」を修めたことを認められて、今あんな風になっているのでしょうか?