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「襲名」の語源
よく歌舞伎の世界などで跡目を継ぐ状況を指す熟語として「襲名」という 言葉があります。小さいころはなんか違和感がありました。めでたいハナシなのに「襲う」ってなんかなあ・・・。で最近ふと思うのですが、これって もしかして、後任が現任をひきずりおろすことが多い、まさに内実は「襲い掛かって」人事が収束するのが、現実(公式発表とは違う)なのでこんな言葉ができたんでは?と思ってしまいます。語源について詳しいかた教えてくださいな。(何か楽しくなってきました)
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- oro-kamen
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襲の文字をバラすと 龍=貴人の 衣 になります。 十二単衣の様に、上から幾重にも衣を重ねていくことです。 踏襲、世襲、襲名等の「襲」は重ね衣の様に、先人の築いた 「礎」の上に、歴史を「積み重ねて」いくこと。 「襲い掛かる」とは、相手を押し倒して、重ね衣の様に、 上に乗り重なり(のしかかって)体重で相手を制圧すること。 虎が小動物を狩るときみたいにね。 襲撃の「襲」は、こちらの意味。 どちらにしても「襲」は服や伝統や女の「上に乗る」という意味で 「攻撃する」ことじゃありませんよ。
NO.2の方の回答に意味があります。 襲名・・・は、名を襲う・・と読みますが、この襲うは、襲い掛かるの襲うでなく、『襲ねる』カサネル・・と、読みます。 古代の衣服の一。頭からかぶって衣服の上を覆い、下は裾まで長く垂れた衣(きぬ)という。 おそい【襲】 上着。女房などが、袿(うちき)・打ち衣(ぎぬ)の上に着たもの。 これが語源だそうです。つまり、名前・名称をカサネル意味です。
- ktyln
- ベストアンサー率65% (676/1026)
「襲」は「かさね」とも読みます。 平安時代の衣服「かさね」はこの文字を使います。 このあたりに由来があるかもしれません。 現代でも「襲」の文字は“継ぐ”の意味を持って多く用いられます。 襲名以外にも、襲業、襲爵、因襲、世襲、踏襲などの言葉があります。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
単に, 「襲う」に「(跡を) 継ぐ」って意味があるというだけだと思う.