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JRの民営化?
あのー。 この間、JRが完全に民営化されるという、ニュースがあったのですが、 完全に民営化されると、今までと、どう変わるのですか? サービスの面や、経営方針などが、どう違っていくのかというのが、 難しくて、分かりません。 きっと、よくなっていくのだとは、思いますが、 メリットだけでなく、デメリットなことも含めて、 教えてください!
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直接的なことからいえば、JR会社法で定められている「代表取締役の選任」「毎年の事業計画」「社債の発行」「重要な資産の譲渡」などについての国土交通大臣の認可が不要になります。 いままでは、民間会社といってもかなりの部分で政府のチェックを受けたのですが、これからは、政府の関与なしに、経営者が責任をもって経営していくということです。ですから、今後は同じJRでももっともっとオリジナリティを持った経営戦略の違いなども見えてくるでしょう。 「半官半民」といわれて完全民営化した日航を見ればわかりますが、完全民営化したあとどうなるかは、ある程度時間がたってみなければわからないことも多いのは事実です。 ただ、「路線廃止」「地域企業への配慮」「JR会社間の連携」については、今後も「指針」という形で政府の関与が残されますので、即、赤字路線メッタ切り、ということにはまずなりません。 なお、完全民営化されるのはJR本州3社といわれる東日本・東海・西日本のみで、他のJRは、今回完全民営化されません。
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- nozomi500
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基本的に、会社の路線は「株主」の意向できまるようになります。いまでも、JRの車内販売のビールなどはスポンサーの銘柄で決まったりしますが、鉄道そのものが株主=スポンサーの意向しだいになるはずです。 サービスについては、やはり儲かる路線は厚く、儲からない路線は切り捨て、ということが堂々とおこるでしょう。自動車メーカーが、売れない車種はどんどん撤退するのと同じですね。 四国や九州は、ほとんど儲けを中心に考えてはやっていけないから、完全民営にできず、いっていの公共機関として続けていかなくては、地元の住民が困ります。 西日本や東日本の「いなか」がいちばんとばっちりを食うことが予想できます。
お礼
JRでも、民営化されるところと、されないところには、その土地の事情なども、考慮されているのですね。また、どんな場所がとばっちりを受けるのかなど、想像できなかったので、あらためて、民営化されるということの、重大性を感じました。ありがとうございました。
- keiofan
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メリット・デメリット どちらにしても 会社っぽくなる ということですね。 会社というのは「儲ける」のが仕事です。こう書くと何だか 「銭の亡者」みたいにみえますが、株主配当やJR社員の給料などは この儲けから出ます。また多額の法人税も払い日本が豊かになります。 だから儲けてみんなの役にたつように会社は存在しています。 これから儲かる路線というのは値下げがおきるかもしれません。JR東 なら渋谷-横浜が特定運賃になるようにもっとあのような対抗措置が 増えるでしょう。反面儲からない路線は切られる可能性もありますね。 この辺の考え方が「企業の姿勢」ですがこれも問われるのが完全民営化 です。
お礼
横浜と渋谷間で、対抗措置がとられることを知りませんでした。私なりに調べて、詳細を知りましたが、このように、企業として利益を追求していくのですね。ありがとうございました。
- gif317
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民営化されるとまず合理化と名を打ってリストラと赤字路線の廃止が始まるでしょう。現に国鉄からJRに変わるときも似たようなことがあったようで不当解雇を訴えている人たちもいます。私たちにしてみれば(貧乏人や路線を使用する人間)デメリットの方が目立つように思います。ただ、列車を使わない人にとっては税金の無駄遣いが無くなると喜ぶ人がいるかもしれませんね。
お礼
国鉄から、JRにかわるときに、そんなことがあったとは、知りませんでした。 ありがとうございました。
お礼
JRの会社法など、私たちにはわからないことなど、わかりやすく教えてくださり、ありがとうございます。今後、どんなふうにJRがかわっていくか、利用しながら、感じていきたいと思います。