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「そうだ」、「~なさそうだ」

日本語を勉強してる学生です。 いつもお世話になっております。 早速質問に。。。 #まだ、わからないが、あまりA「なさそうだ」よ。 教師は、<引用文>におけるAの「なさそうだ」と関連して、生徒たちに(A)の内容のように教えたところ、生徒から(B)の( ) について質問を受けた。教師は、特に(A)の<注意3>をどう説明すればよいか、記述しなさい。記述の際は、次の点に注意すること。 (1) (A)の<注意3>と<資料>を参考にし、(B)のそれぞれの例をめぐって、「~な(さ)そうだ」に前接する用言の性質を中心に記述すること。 (2) (1)のように考える根拠を示すこと。 (A)  「そうだ」  [意味] 様態 そういう様子だ、そういう様子になるように思われる、という意味である。  [接続] 連用形と語幹につく。    ~(中略)~   <注意3> な-さ-そうだ  よ-さ-そうだ    形容詞の「ない」「よい」の語幹「な」「よ」に続く場合だけは、その間に「さ」を入れて表現する。      お金が (な-さ-そうだ)。  天気が (よ-さ-そうだ)。    助動詞の「ない」の場合は「さ」を入れないで、次のようになる。      かれは 何も (わから-な-そうだ)。      - 村上本二郎『初歩の国文法 口語‧文語』東京‧昇龍堂出版株式会社 - (B) (1) 「神様のくれる鮨」(群像)は、四匹の猫と安住の地を求めて千葉県に「居場所」を確保したと思ったものの、 そこもなかなか「安住の地」とは(いえなそうだ)。 (2) 高木仁三郎らの対談「科学『われわれのもの』にする方法」は、そういうジレンマを抱えた私たちに何らかのヒントを 與えてくれそうに見える。だが、内容を読むと状況はあまり(楽観的ではなさそうだ)。 (3) そのニューポロに御殿場市周辺で早速試乗した。運転席に乗り込んで最初に感じたのはシートの硬さだ。 少し硬めで遠出をしても(疲れなさそうだ)。 (4) いかにも不格好な鳥のように、(飛べなさそうな)その形態──。だが、それこそが、脱重力=自由への 欲望の強さをまざまざと物語ってやまないのだ。 - (1)~(4)は、毎日新聞の記事 - <資料> # 「動詞+ない」に「そうだ」が続く場合、「~なそうだ」の形が一般的であるが、「~なさそうだ」も 必ずしも誤用とは言えず、“言葉の変化として理解できる”。 # 「ない」が様態の助動詞「そうだ」に接続するときは、「知らなそうだ」「すまなそうだ」のように、 語幹相當の「な」に直接続くのが一般的だが、“形容詞の「ない」と同様に”、「知らなさそうだ」「すまなさそうだ」 のように「さ」を介することもある。 - 北原保雄編『明鏡国語辞典』大修館書店(原文の内容を一部修正) - どう考えたらいいのか全く分からなくて困ってます。 よろしくお願い申し上げます。

みんなの回答

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.1

文法には疎いものですが、面白そうなので無謀な挑戦をしてみます。 一生懸命回答しますが、真偽のほどは保証いたしませんので悪しからずご了承ください。 まず、<注意3>の二つの要素を次のようにそれぞれ(ア)(イ)とします。 (ア)形容詞の「ない」「よい」の語幹「な」「よ」に続く場合だけは、その間に「さ」を入れて表現する。      お金が (な-さ-そうだ)。  天気が (よ-さ-そうだ)。 (イ)助動詞の「ない」の場合は「さ」を入れないで、次のようになる。      かれは 何も (わから-な-そうだ)。 続いて<資料>の2つの要素を次のようにそれぞれ(ウ)(エ)とします。 (ウ)「動詞+ない」に「そうだ」が続く場合、「~なそうだ」の形が一般的であるが、「~なさそうだ」も 必ずしも誤用とは言えず、“言葉の変化として理解できる”。 (エ)「ない」が様態の助動詞「そうだ」に接続するときは、「知らなそうだ」「すまなそうだ」のように、 語幹相當の「な」に直接続くのが一般的だが、“形容詞の「ない」と同様に”、「知らなさそうだ」「すまなさそうだ」 のように「さ」を介することもある。 【説明】 (1) 「神様のくれる鮨」(群像)は、四匹の猫と安住の地を求めて千葉県に「居場所」を確保したと思ったものの、 そこもなかなか「安住の地」とは(いえなそうだ)。 :(イ)に該当。 「言えないように思われる」という(たぶん推量の)助動詞。 (2) 高木仁三郎らの対談「科学『われわれのもの』にする方法」は、そういうジレンマを抱えた私たちに何らかのヒントを 與えてくれそうに見える。だが、内容を読むと状況はあまり(楽観的ではなさそうだ)。 :(ア)に該当。 「楽観的」+助動詞「だ(で)」を打ち消す用法の補助形容詞「ない」+「そうだ」 (3) そのニューポロに御殿場市周辺で早速試乗した。運転席に乗り込んで最初に感じたのはシートの硬さだ。 少し硬めで遠出をしても(疲れなさそうだ)。 :(ウ)に該当。 「疲れないように思われる」で「そうだ」は推量の助動詞。 (4) いかにも不格好な鳥のように、(飛べなさそうな)その形態──。だが、それこそが、脱重力=自由への 欲望の強さをまざまざと物語ってやまないのだ。 :(エ)に該当。 「見た感じでは飛ぶことができない」で、「そうだ」は様態の助動詞。  

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