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内的コントロール指導 = 甘い話?
生徒指導について、悩んでいます。 例えば授業中にタバコをふかし始めた生徒がいたとして。 (かなりレアですが・・一例として) あなたが先生だったら、この生徒を、どう指導しますか? ■ 私が悩んでいるポイントは、 ・・・ どこまで「厳しく」「力による指導」をしてよいものなのか。ということです。 「内的コントロールが良いのだぞ」という理論を耳にしました。 私はいま、その理論に振り回されている状態だとも思います。 そして、深刻に思いつめているわけではないのですが・・・。 「すごい先生だったら、それじゃあ、『外的コントロール』に過度の依存をしないで、 それでいて どのように生徒を効果的に指導できるのだろう。 いったい『凄い先生』ならばどういう指導をするだろう。」 と、疑問に思ったのです。 ■頭ごなしに物を言うと、ますます反発は強くなりそうですが(外的コントロール) しかし、「内的コントロール」といってみたところで、甘い話のような気もします。 質問がまとまっていなくて、すみませんが、アドバイスをいただければと思います。 よろしくお願い致します。
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生徒指導の基本として、それがモラル違反なのかルール違反なのかを、教師がきちんと判定することです。ルール違反(法律に違反する行為、非行・暴力・窃盗など)については、その行為自体をすぐに止めさせる、有無を言わせない指導が必要でしょう。従って、出された事例で言えば、「厳しく」「力による指導」をすべきです。 モラル違反(例えば、ネットいじめ・仲間はずれ・服装違反など)では、仮に「力による指導」【だけ】をしても、一時的に収まるだけであったり、かえって教師の目を盗むような陰湿な形になったりすることも多いでしょう。こちらの場合は特に、「心の涵養」を促す指導が求められます。 どちらにしても、指導の有り様というのは、AかBかという二者択一ではなく、その行為自体の中身や状況、生徒の心理的な状態などを判断して適宜選択的に行うもので、それが適切にできないようでは生徒指導はできません。状況によっては「外的コントロール」?が不適切な場合もあるでしょうし、逆も当然あり得ます。 ところで、そもそも「内的(外的)コントロール」という言葉は、生徒指導(或いは教育)の用語として成熟した言葉ではありません。元々、ロッターあたりが、行動規定における心理的要因の所在として内的統制(internal locus of control)と外的統制(external locus of control)とをあげたのが始まりだろうと思いますが、本来「認知」に関わる心理学の用語です。指導に関わる概念ではありません。 それが、妙な形で俗流化・亜流化され、コーチング?(これ自体が私にはよく分からないが)の分野で用いられたのが日本での一般的な使われ方です。困ったことに、これがまた「新しい概念」と勘違いされて、カウンセリングだの教育(特に生徒指導)の分野に還流されてきている、というのが実情です。 質問者さんの立場がよく分かりませんが、教育系の学生ならば、もう少し教育用語として成熟した言葉を用いた方が良いと思います。あなたが用いている意味でならば、ちゃんと成熟した用語は調べればあるはずです。
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- manchanf
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授業中でしたら、やめるように口頭で注意し、やめなければ取り上げると思います。その後が校種により違うと思いますが、いずれにしろ担任に報告し、生徒指導になると思います。 頭ごなしに言うと・・・とありますが、授業中と仮定してあるので、ほかの児童・生徒への影響も考えるとすぐにやめさせるべきだと思います。 ちなみに、すごい先生でも何でもありません。
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他への影響、、、というのも、大切な要因ですね! どうも、ご回答ありがとうございました!
お礼
AかBかという二者択一ではなく、その行為自体の中身や状況、生徒の心理的な状態などを判断して適宜選択的に行うもので、それが適切にできないようでは生徒指導はできません。 →このコメントが良かったです! どうも、ご回答ありがとうございました!