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日本のモータースポーツの環境について
昨日のテレビで太田哲也さんの事故を取り上げていた番組を見ました。 この事故は当時も知っており御本人が事故や治療、リハビリについて語った本も読んでいます。 もう数年前の出来事ですが当事、御本人が書いた本を読んですごく腹立たしい思いをしたのを思い出しました。 彼はクラッシュ炎上した車から救出されるまで1分以上かかっています。 しかも最初に駆けつけ消化にあたったのはレースを放棄したドライバーです。 話がそれますが同じ時期フォーミュラーNでもマシンが”大破”し ドライバーが”自力”で脱出してコース外に退避し倒れこむまで 誰一人救出の駆け寄る人は居ませんでした。 マーシャルが来たのはこのドライバーが倒れ込んでからでした。 しかもメインストレートと言う場所にも関わらず。 国際レース(F1等)ですと事故発生から数秒でマーシャルが事故処理にあたり 「これが当たり前」と言う認識を持ってしまっているので 日本のレースを見ていると「草レース」レベルの環境でドライバーは命をはっているのかと・・・ 主催者のあまりにずさんな環境管理に怒りを覚え以後日本のモータースポーツを見なくなりました。 近年のレース環境がどうなっているのかは知りませんが 派手な宣伝活動やマシン開発などよりもっとやらねければならない事があるだろ・・・と思ってしまいます。 主催者側から言えば色々な事情があるのも分かりますが 「仕方のない事情」の中で怪我を負うドライバーもやはり「仕方のない事」なのでしょうか? みなさんは国内のレース環境についてどう思われていますか? また近年の国内レースの環境について知っておられる方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
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競技に参加する選手は、必ず「誓約書」を提出しています。 これは「自分の身は自分で守り、他には責任を転嫁しない」という 意志表示であり、未提出では参加することは出来ません・・・・ もちろん「主催者側」や「競技会場側」は、最大限の努力で 安全な運営に精一杯努めてくれています。 しかしそれでも、起きるものは起きてしまうのです・・・ 過去に自分の参加競技で、3人ほど亡くなりました。 たかが私の参加していた、数年間の出来事でした。 いずれも原因は、未熟なドライバーの引き起こしてしまった 2次的な事故によるものでした。 その度に痛感するものがあります・・・・ 「何故、もっと技術を磨く環境が、この国には無いのか!」 「どうして、もっと幼いうちから、鍛える環境が無いのか!」 「スタッフもドライバーも、何故育たないのか!」 「利益を産まないものには、出資しないのか?」 「目前の利潤を追っているだけで、人間は育つのか?」 ヨーロッパのサーキットでは、5歳ぐらいの子供たちが、 レーシングカートで盛大なレースを行っています。 子供が出場するともなれば、そこの家族はもちろんのこと、 親族一同から、近所の知り合いの方々まで、みんなこぞって 盛大な応援に集まってくるのです・・・・ そして子供たちは「何が危険か」を学んでいくのです。 ここではあらゆるメーカーやスポンサーが、堂々と名を連ね 運営資金を寄付し、大会をサポートしています。 みんな「将来への投資」を惜しまないのです・・・・ 日本人が、どうして第一線でなかなか成功しないのか、 その理由の一部が、そこにあるように思っております。 暴言多謝・・・・
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- kankkun
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#1の方の通りだと思います。 太田さんの事故の件は、その消化器を持って駆けつけた最初のドライバーが兄の友人なので、とても他人事とは思えませんでした… 日本では自動車そのものは、急速に普及し品質も向上しましたが、それを扱う人々の意識は一向に向上しません。自動車文化がないのです。なのでそのなかの競技部門の環境がよくなることは、現在以降も非常に難しいと思います。 自動車文化を育てるなんて、やはりメーカー主体でないと出来ないと思います。コスト至上主義の今の日本のメーカーに、そんな気概は全くありません。 自動車を取り巻く環境がよくなるには、自動車メーカーが、宣伝の為のF1参戦ではなく、自動車文化を育てる取り組みに本腰を入れて、それから20年後でしょうね…
お礼
ドライバーの救出の為、最初に駆けつけたのが同じレースに参加していたドライバーと言うのがどうしても納得(理解)出来ないのです・・・。 確かに今の日本の車に関する技術力は世界レベルだと思いますがこの事が逆に悪い影響を及ぼしているような気がします。 現在では世界を経験した方々が居られるのですからレーサーの育成以外にも目を向けて欲しいと思っています(無理ですかね・・・) 最後にご意見有難う御座いました。
お礼
ご意見有難う御座います。 素人のサーキット走行会程度でも「誓約書」は書かされた記憶があります。 確かに内容を理解、承諾の上の事なのでしょうが・・・。 確かにヨーロッパ等に比べると車文化というものがまだまだ遅れていると思います。 しかしそれ以上に日本の車や道具に関する技術だけが先行し世界レベルになっている事が問題なんでしょうかね・・・。 日本のモータースポーツにたずさわる人達は”最高の道具”に溺れて(惑わされて?)もっと大事な事を忘れているような気がしてなりません。