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「大丈夫ですか?」
ここ数年、気になって仕方がない言葉の使い方がありまして、その実例を挙げてみますと、 「そしたら、奥のベッドのところに行っててもらって大丈夫ですか~?」(病院にて) 「空いてるお皿、お下げして大丈夫ですか~?」(飲食店にて) 「こちらの用紙に記入していただいて大丈夫ですか?」(不動産屋にて) つまり、やたらと「大丈夫」という言い方を耳にするんです。これは何なのでしょう?みなさんはどう思われますか?
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本来は(正しくは)「よろしいでしょうか」でしょうね。 それがなぜ「大丈夫ですか」になってしまったのか。 これはおそらく「よろしい」という言葉に関係があるような気がします。 つまり、「よろしい」という言葉を使う機会が減ってきたためではないでしょうか。 これは「いい」とか「良い」の丁寧語だと思いますが、結構、上から目線で使われる局面も多かったような気がします。 「差し支えない」という意味での、 「このお皿は下げてもよろしい」 「もう帰ってよろしい」 あるいは、 「それで良い」という意味での、 「君のその案でよろしい」 など。 しかし、これはどちらかといえば改まった、あるいは古風な物言いでもあります。 次第に使う機会や人も減ってきたために、「よろしい=上から目線」という要素だけが印象として残ってしまう傾向が醸成され、 特にお客さん相手に対して使うと誤解されるのではないか、という妙な懸念が生じるようになったのではないでしょうか。 いずれにせよ耳障りのいい言葉ではありませんね。
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- 3nk
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私も気になっています。 時々「ハイ大丈夫です」なんてつられてしまい、自分がイヤになります。 それから、 >奥のベッドのところに行っててもらって大丈夫ですか~? の「~してもらって」も気になります。 ある時、道をたずねた人から 「ここをまっすぐ行ってもらって、二つ目の交差点で右に曲がってもらって、 ~もらって...~もらって...」という答えが返ってきました。 やたら「もらって、もらって」って一体、何なん?と言いたくなります。
お礼
なるほど(笑)。あと、物に対して「~してやって(してあげて)」を繰り返す言い方も気になります。 ありがとうございました。
>「奥のベッドのところに行っててもらって大丈夫ですか~?」(病院にて) 「病人のおれが大丈夫なわけねえだろ!」 >「空いてるお皿、お下げして大丈夫ですか~?」(飲食店にて) 「いくら胃が丈夫でも皿までは食わんよ。」 >「こちらの用紙に記入していただいて大丈夫ですか?」(不動産屋にて) 「大丈夫たァ保証できねえな。ローンが滞るかもしれんよ。」 イヤミな中年オヤヂならこう答えます。
お礼
ははははは!面白いですねえ。実際にそう言ってるところを見てみたいものです。 ありがとうございました。
- ktyln
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一時期『ファミコン語』と呼ばれていたものの新種ですね(苦笑)。 『ファミコン語』とは、ファミレス・コンビニで多用される語という意味で、例えば 「ご注文はハンバーグでよろしかったですか?」の『よろしかったですか』とか 「こちらがおつりのほうになります。」の『のほう』がこれにあたります。 敬語を使い慣れない若い方が、無理して敬語を使おうとして妙な言い回しが発生し、 それを皆が真似して広まったのではないかと考えられています。 以前は『よろしかったですか』と言われていたものが、 徐々に『大丈夫ですか』に姿を変えているのでしょうか。 いずれにせよ、できるだけ正しく美しい日本語を使いたいものです。
お礼
あ、なるほど、その流れですね(笑)。僕は語彙の貧困から来ているのかと思ったりしたんです。あながち間違ってなかったと思ってよろしいでしょうかね。 参考になりました。ありがとうございます。
- sanori
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あはは。たしかに耳にしますね。 大丈夫ではない表現だと思います。 「大丈夫」という言葉には「(心配がないから)構わない」「OK」というニュアンスが多少あるので、 意味が飛躍してそのように使われているのでしょう。
お礼
ありがとうございます。 こういう言葉って、人々の間に、なぜ、どのように広がっていくんでしょうかね。面白いですよね。
お礼
なるほど~。説得力のある御意見ですね。みんな、もっと言葉に対して意識的になろうぜ!といつも思います。こんなことを言う私も、実際に喋っている言葉はめちゃくちゃで、それに気づいてないこともあるかもしれませんし、難しいですよね。 ありがとうございました。