>どうすればよいですか?
以下は、実例です。
私は、川や海が近い地域に育ちました。暇さえあれば、川や海と親しみましたが、ひとつだけ困った現象を抱えていました。それは、遊泳しながら、ふと、海底を見ると、底知れぬ恐怖感が襲ってきていたことです。ボートなどに乗っていても同じことでした。また、高所恐怖症でもありました。それは、小学生の頃、よく仲間たちと泳ぎに行っていました。そして、ちょっとした木々から飛び込みをしていましたが、私は、ほんの2~3mなのに、怖くて躊躇していました。
ふとしたとき、お袋と会話をしていて気がつきました。それは、3~4歳の頃、川で溺れかけたことがあったそうです。もしかして、そのことと関連があるのではないかと思い、思いを巡らし試行錯誤してみました。それ以来、高いところが怖くなくなりました。海底を覗いても、不思議と、恐怖感がなくなりました。このことがキッカケとなり、潜在意識に興味を持つようになりました。
結論を申し上げます。
高いところが怖い人は、過去、高いところから落とされて非常に怖い思いをしたことや、私のように、溺れかけたこと(このときに生じた恐怖感)が潜在意識にインプットされ、同じようなシチュエーション(高いところに行くこと)が当時の恐怖を再現させるのです。ですから、ご両親から、そのような体験があったかどうかを確認されてください。
当時の怖い思いをした状況を可能な限り再現してみてください。(記憶にないので、怖い感情が伴なうことはありません。)その思いを可能な限り忠実に再現(認知)することで、恐怖感は消滅します。これを認知療法といいます。是非、お試しください。これの酷くなったものが、パニック症といわれるものです。
補足
自分でも考えてみたのですが、たぶん高いところから落ちると死んでしまうという気持ちがあるからそう感じてしまうのではないかと思いました。そのために高いところから落ちても大丈夫なようにいつもパラシュートを持参すれば安心かなと思いました。もちろんパラシュートをうまく開くこと、そして乗ることはかなりの練習は必要です。そんなことで いつでもどこでもパラシュート持参!! ただパラシュートは誤って高いところから転落した時でも役に立つかどうか(誤ってですから、落ち方に問題あると思って)気になります。