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スリーブ継手
プレキャストの柱や耐力壁の水平接合部に用いられるスリーブ継手は、なぜ接合による鉄筋の伸縮がなく、残留応力も発生しないのはなぜでしょうか?
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2代目cyoi-obakaです。 taka0808さんの質問範囲は、極めて広いですね。 貴方は、何を目指しているのかな? 技術士ですか? さて、ご質問の回答ですが、 プレキャストのスリーブ継手とは、カップリングに依る機械式継手の事を指しているのですね。 カップリング継手も、大別して3種類程度になると思います。 1)単純なグラウト注入(充填)型 2)鉄筋ネジ切り型 3)カップリング圧縮噛み合わせ型 きっと、あなたが示唆しているのは、1)ではないかと思いますので、説明します。 この場合は、鉄筋自体には何の加工もされておらず、鉄筋同士を突き合わせる状態で、カップリング継手材を装着します。 装着後、グラウト材をカップリングと鉄筋の間隙に注入します。 これで終了ですから、鉄筋自体の伸縮も生じませんし、残留応力も発生しません。 以上です。